天皇杯決勝の衝撃的な結末を受けて、‟槙野劇場”はサッカー界にとどまらず各界からの反響も呼んでいる。
今季限りで浦和レッズを退団する槙野智章が12月20日、自身のインスタグラムを更新。自身の「10年分」の想いをぶつけたメッセージを天皇杯決勝の写真とともに公開し、話題となっている。
19日に行なわれた天皇杯決勝。土壇場の90分で追いつかれた浦和は、左CKからのこぼれ球に反応した柴戸海がボレーシュート。これに反応した槙野が頭で方向を変え、ゴールに突き刺した。今季限りでチームを去る槙野のあまりにも劇的な決勝ゴールに、スタジアムは文字通りの「槙野劇場」と化した。
決戦から一夜明けた20日、槙野はインスタグラムで次のようにメッセージを綴っている。
「天皇杯優勝。10年分の思いをぶつけた。これが浦和の槙野だ‼︎ 俺が浦和の5番だ‼︎
皆本当にありがとうー‼︎ 最高に楽しかったぞ‼︎ 俺の浦和魂は後輩達に託した!
俺が居なくなったから静かになったなんて言われるな! 俺が居なくなったからって、
寂しがるな! 俺が居なくなったからって、嬉しがるなよ‼︎笑
また次のステージで会おう! ありがとうございました!」
また、メッセージの最後には「#天皇杯 #槙野劇場 #槙野智章 #makino」とタグを添えている。
槙野の魂のこもった文面には、多くの同僚・友人たちから返信が寄せられている。チームメイトの酒井宏樹は「マキ、優勝させてくれてありがとう」と感謝。同じく守護神の西川周作は「これからは、当たり前だったことが当たり前じゃなく感じることが多々あると思います 乗り越えていきます‼強くなります‼アジアの舞台を与えてくれてありがとう マキ 君はヒーロー」と、感謝と今後への決意を述べている。
また日本代表の原口元気や堂安律、浅野拓磨、守田英正らのほかレアル・マドリー下部組織に所属する中井卓大などが拍手の絵文字などで反応。元チームメイトの鈴木大輔が「もう本当、最高だね」と返信したほか、川崎フロンターレの小林悠や柏レイソルの大谷秀和などJリーグの仲間たちも、槙野の有言実行ぶりを称賛している。
さらにサッカー界だけでなく、親交のあるフジテレビの西山喜久江アナウンサーは、「最高でした‼最後まで浦和の為に努力していたからこそのゴール サッカーの神様は、いるんだなと」とメッセージを寄せると、槙野は「自分のやるべき事はやりました」と返信。そのほか、タレントのハリー杉山さんは「ミスターエンターテイナー降臨 映画かって。笑」とコメントしている。またロックバンド・SPiCYSOLのKENNYや、20日に結婚を発表したばかりのプロゴルファーの有村智恵、Bリーグ・千葉ジェッツの富樫勇樹といった各界の著名人からも「感動した」「最高」「ありがとう」と喝采の声が相次いだ。
浦和でのラストシーンを華々しく飾った槙野。ヴィッセル神戸への移籍が濃厚とされているが、果たして来季はいかなるパフォーマンスでファンを魅了してくれるだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1de77cb36a6019015b2b66b05aa62520dc877f
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