「夫人と歌舞伎を見る会があるんだけど、行かないか」授業終わりに往復4時間かけて東京へ…女子高生の異常すぎる“デヴィ夫人愛” から続く
デヴィ夫人と同居する女子大生として一躍有名人となった加藤万里奈さん。大学3年から卒業するまでの2年間、渋谷にあるデヴィ夫人の本宅に住んでいたという。
そんな加藤さんは、14歳の時に口笛の世界大会で優勝し、この秋には歌手としてもデビューした。彼女に口笛で世界大会で優勝した時のことや、デヴィ夫人との同居生活について詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
◆◆◆
冗談だと思ったら「あら、あなたの部屋完成しましたよ」って
――それから夫人と同居するまでの経緯は。
加藤 高校卒業後、武蔵境にある大学に進学したんです。私の実家から片道3時間半かかったんですけど……(笑)。普通は一人暮らししますよね。
でも私は、実家が大好きだったので、家から出るという選択肢はなくて。毎朝5時に家を出ていました。そういう生活を2年間送っていたんですけど、ある時夫人とご飯を食べていたら、「あーた、まだそんなことやってんの。私、新しい家(別宅)を建てましたので、そこから通えばいいじゃない、大学に」って言われて。
――だいぶ軽いお誘いですね。
加藤 最初は私も、「いやいや」って言ったんです(笑)。冗談だよなと思って。でもその1ヶ月後に、「あら、あなたの部屋完成しましたよ」って言われて、びっくりしました。「え、夫人は本気で言ってたんだ……」と。私のために部屋を1室作ってくださっていて、ベッドや机も置いてありました。
――素敵なお部屋を作ってくれていたんですね。
加藤 冷静に考えたら、とても嬉しい話ですよね。だって、ずっと会いたかった夫人と仲良くなれて、しかも同居できるなんて……。こんなチャンス滅多にないと思って、夫人が建てたお家に引っ越すことを決めました。
それからすぐに、夫人の別宅に暮らし始めたんですが、私は家事が全くできないので、いろんなところを常に汚してしまって。そしたら夫人が「あら、あなた全然だめじゃない」って。その時は夫人の別宅に一人で住んでいたんですけど、「あなたがいると部屋が汚れて仕方ない」ということで、夫人の住む本宅に引っ越すことになるんです。
――そこから本格的な同居が始まるんですね。
加藤 そうです。本宅にも私の部屋を作ってくれて。ベッドから何から全て用意してくれました。
――デヴィ夫人と同居することに、ご両親は何か言っていました?
加藤 最初は家族会議でした。さすがにこの話には、私の両親も驚いていましたね。すぐに「いいよ」とはならず。でもみんなで話し合った結果、「こんなチャンスは滅多にないし、行って来なさい」と背中を押してくれました。
デヴィ夫人との謎の同居生活
――デヴィ夫人との同居生活はどうでしたか。
加藤 別宅の時は完全に一人だったので、片付けられなかったんですが、本宅にはお手伝いさんがいたので、なんとかやれました。夫人も私のために、朝ご飯を作ってくれたりとか、私のスケジュールを押さえてくれて、毎朝起こしてくれました。
毎回、夫人が私の部屋のカーテンをガラガラガラって開けるので、「太陽の光嫌いなんです。やめてください」って言うと、「そんなこと言ってると、あなた授業に遅れるわよ」って心配してくれて、そういう毎日でした。
――二人でご飯を食べているときは、どんな会話をするのでしょうか。
加藤 「すずめがよく飛んでるわ。今日もすずめちゃんが可愛いわね」みたいな(笑)。夫人ってすずめが大好きなんですよ。庭によくすずめが来るんですけど、餌を用意していて、それをおいしそうに食べているすずめを、二人で眺めています。
――映画のワンシーンのようですね。
加藤 夫人は本当に優しい方なので、徐々に減っているすずめを大切にしたいと強く思っていて、庭にすずめちゃんのお家も作っているんです。「ああ今日もかわいい子たちがいっぱい来てるわ」って話してくるんですけど、私はそんな優雅な会話をしている暇はなくて(笑)。毎朝ギリギリに起きているので「すみません、私遅刻してしまいます」というと、「パンをくわえて走りなさい」って。渋谷をパンくわえながら走ってました。
2021/12/19 11:00文春オンライン
https://news.nicovideo.jp/watch/nw10286362?news_ref=50_50
デヴィ夫人と同居する女子大生として一躍有名人となった加藤万里奈さん。大学3年から卒業するまでの2年間、渋谷にあるデヴィ夫人の本宅に住んでいたという。
そんな加藤さんは、14歳の時に口笛の世界大会で優勝し、この秋には歌手としてもデビューした。彼女に口笛で世界大会で優勝した時のことや、デヴィ夫人との同居生活について詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
◆◆◆
冗談だと思ったら「あら、あなたの部屋完成しましたよ」って
――それから夫人と同居するまでの経緯は。
加藤 高校卒業後、武蔵境にある大学に進学したんです。私の実家から片道3時間半かかったんですけど……(笑)。普通は一人暮らししますよね。
でも私は、実家が大好きだったので、家から出るという選択肢はなくて。毎朝5時に家を出ていました。そういう生活を2年間送っていたんですけど、ある時夫人とご飯を食べていたら、「あーた、まだそんなことやってんの。私、新しい家(別宅)を建てましたので、そこから通えばいいじゃない、大学に」って言われて。
――だいぶ軽いお誘いですね。
加藤 最初は私も、「いやいや」って言ったんです(笑)。冗談だよなと思って。でもその1ヶ月後に、「あら、あなたの部屋完成しましたよ」って言われて、びっくりしました。「え、夫人は本気で言ってたんだ……」と。私のために部屋を1室作ってくださっていて、ベッドや机も置いてありました。
――素敵なお部屋を作ってくれていたんですね。
加藤 冷静に考えたら、とても嬉しい話ですよね。だって、ずっと会いたかった夫人と仲良くなれて、しかも同居できるなんて……。こんなチャンス滅多にないと思って、夫人が建てたお家に引っ越すことを決めました。
それからすぐに、夫人の別宅に暮らし始めたんですが、私は家事が全くできないので、いろんなところを常に汚してしまって。そしたら夫人が「あら、あなた全然だめじゃない」って。その時は夫人の別宅に一人で住んでいたんですけど、「あなたがいると部屋が汚れて仕方ない」ということで、夫人の住む本宅に引っ越すことになるんです。
――そこから本格的な同居が始まるんですね。
加藤 そうです。本宅にも私の部屋を作ってくれて。ベッドから何から全て用意してくれました。
――デヴィ夫人と同居することに、ご両親は何か言っていました?
加藤 最初は家族会議でした。さすがにこの話には、私の両親も驚いていましたね。すぐに「いいよ」とはならず。でもみんなで話し合った結果、「こんなチャンスは滅多にないし、行って来なさい」と背中を押してくれました。
デヴィ夫人との謎の同居生活
――デヴィ夫人との同居生活はどうでしたか。
加藤 別宅の時は完全に一人だったので、片付けられなかったんですが、本宅にはお手伝いさんがいたので、なんとかやれました。夫人も私のために、朝ご飯を作ってくれたりとか、私のスケジュールを押さえてくれて、毎朝起こしてくれました。
毎回、夫人が私の部屋のカーテンをガラガラガラって開けるので、「太陽の光嫌いなんです。やめてください」って言うと、「そんなこと言ってると、あなた授業に遅れるわよ」って心配してくれて、そういう毎日でした。
――二人でご飯を食べているときは、どんな会話をするのでしょうか。
加藤 「すずめがよく飛んでるわ。今日もすずめちゃんが可愛いわね」みたいな(笑)。夫人ってすずめが大好きなんですよ。庭によくすずめが来るんですけど、餌を用意していて、それをおいしそうに食べているすずめを、二人で眺めています。
――映画のワンシーンのようですね。
加藤 夫人は本当に優しい方なので、徐々に減っているすずめを大切にしたいと強く思っていて、庭にすずめちゃんのお家も作っているんです。「ああ今日もかわいい子たちがいっぱい来てるわ」って話してくるんですけど、私はそんな優雅な会話をしている暇はなくて(笑)。毎朝ギリギリに起きているので「すみません、私遅刻してしまいます」というと、「パンをくわえて走りなさい」って。渋谷をパンくわえながら走ってました。
2021/12/19 11:00文春オンライン
https://news.nicovideo.jp/watch/nw10286362?news_ref=50_50