スポーツ報知
【巨人】井納翔一が現状維持の1億円でサイン FA1年目はプロ初の未勝利「期待を裏切ってしまった」
巨人の井納翔一投手が9日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円でサイン(金額は推定)。「FAで読売巨人軍に入って、もちろん戦力にならないといけなかった。球団、監督、コーチ、ファンの方々の期待を裏切ってしまった。申し訳ない気持ちしかない」と反省の言葉が並んだ。
DeNAからFA加入した今季は開幕ローテ入りを果たし、開幕5戦目の3月31日・中日戦(バンテリンD)で移籍後初先発。だが、1回0/3を4失点。自己最短で降板し、FA移籍した投手の初登板初先発では最短KOとなり、そこからは2軍生活が続いた。
1軍ではわずかプロ入り後最少の5試合の登板にとどまり、初めて未勝利に終わった。防御率14・40と力を発揮できず「早く1軍の戦力になりたいという思いがかなりあった。そこから自分自身の投球スタイルを見失ってしまった」と明かした。
来季36歳を迎える右腕だが「しっかりとキャンプ初日からルーキーのようにアピールして。ベテランの年齢にはなってますけど、僕自身は全然動けると思ってる。今年の分を取り返すのは難しいかもしれないですけど、なんとか1日でも早くチームの信頼を勝ち取れるように」と巻き返しを誓った。
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