THE DIGEST10/27(水) 6:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/277ea45884ba6e2147e3cf44b5c57f228f614423
メジャー3年目を終えた日本人左腕に厳しい評価が下されている。
シアトル・マリナーズの菊池雄星は今季、157回を投げて7勝9敗、163奪三振、防御率4.41という成績でシーズンを終了。前半戦は好調でオールスターゲームに初選出されたものの、そこからシーズン終盤にかけて大きく失速し、最終的に先発ローテーションから外されていた。
球団との契約最終年を終えた今オフには、2025年までの4年6600万ドル(約75億4000万円)というオプション契約の可能性が残っている菊池。現地時間10月26日に掲載されたMLB公式サイトの「シアトルの22年ロースターの選択肢を探る」との記事で、その進退について言及されている。
記事を執筆したのは、マリナーズ番記者のダニエル・クレイマー氏だ。まず「後半戦の不振により、シーズンの最も重要な時期にローテーションの座を失ってしまった」と始めると、「6月時点では4年6600万ドルの球団オプションが確実視されていた」とシーズン途中の評価を回顧。
しかし、現状については「マリナーズがその球団オプションを行使する可能性は、もはや手の届かないものになっている」と厳しく指摘しており、さらに続く文面で「この左腕には来季、1年1300ドル(14億7000万円)のプレーヤーオプションが残っているため、これを行使する可能性が高いと思われる」との予測を記している。
単年契約に落ち着くと見られている菊池だが、はたしてどんな契約が結ばれるのだろうか。今オフの去就動向から離せない。
構成●THE DIGEST編集部