0001牛丼 ★
2021/08/09(月) 15:36:20.62ID:CAP_USER9そこで、調べてみました。大リーグ史上、同一シーズンに投手で100投球回&100奪三振、打者で100安打を記録した先人が実在したのでしょうか?
まず、元祖二刀流のベーブ・ルースは、二刀流全盛だったレッドソックス時代の1918、1919年に達成していません。18年は166回3分の1を投げて40奪三振、安打も95本。翌19年は139安打を放ちましたが、133回3分の1で30三振しか奪っていません。大谷とは異なり、奪三振は少ないピッチャーでした。
では、今年から大リーグ記録として認定されることになったニグロリーグではどうでしょうか。1920年に始まった黒人だけのプロ野球リーグにも、何人かの二刀流選手が存在しました。中でも伝説のスター、殿堂入りしたブレット・ローガンは1922年のモナークス時代に193回3分の2で118三振を奪いましたが、バットでは惜しくも89安打で届きませんでした。
つまり20世紀以降、いわゆる近代メジャーと呼ばれるようになってからは、大リーグ、そしてニグロリーグで年間100投球回、100奪三振、100安打以上を記録した「トリプル100」は存在しないと言えるでしょう。
ところが、19世紀の1リーグ時代までさかのぼると存在しました。
ただ、19世紀当時はバッテリー間の距離が45フィート(約13・7メートル)から50フィート(約15・2メートル)と短く(1893年から現在の18・44メートルに)、ボールカウントでは9ボールが徐々に減ってフォアボールで一塁へ歩けるようになりました。さらに下手投げが横手投げ、そして上手投げがようやく解禁されるなど、現ルールに定まるまでの過渡期でした。現在とはまるで違う野球の時代ですから、比較対象として論じるのは難しいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ce8f1a9fd4e309b6e17836b28578885902921f3