卓球男子日本代表の倉嶋洋介監督(45)が9月末で退任する意向を固めたことが7日、分かった。
倉嶋監督は12年ロンドン五輪後に就任。年間150〜200日の代表合宿を組んで強化を進め、16年リオ五輪では水谷隼、丹羽孝希、吉村真晴と臨んだ団体で男子初の銀メダルを獲得した。
20年東京五輪に向けては張本智和を若きエースに育て、丹羽、水谷とともに2大会連続のメダル獲得に挑んだ。準決勝でドイツに敗れたが、6日の3位決定戦で韓国を3―1で下し、銅で2大会連続メダルへ導いた。試合後には去就について「心の中では決まっています」と話していた。
男子団体3位決定戦で韓国に勝利し、銅メダルを獲得した(左から)張本智和、倉嶋洋介監督、丹羽孝希、水谷隼
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