東京五輪第5日・卓球(27日、東京体育館)女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング3位で前日26日の混合ダブルス決勝を水谷隼(32)=木下グループ=とのペアで制した伊藤美誠(20)=スターツ=がシングルス初戦に登場。同55位のフー・ユ(42)=ポルトガル=を4−1で下し、夜の4回戦進出を決めた。
日本卓球界初の五輪金メダルを獲得した瞬間から、およそ13時間20分。激闘の興奮も冷めやらない中、再びコートに立った伊藤は、初対戦のベテラン相手にさまざまな球を試した。第2ゲームは奪われたが、第3ゲーム以降は調子を上げた。第4、5ゲームは一気に突き放し、1時間17分で決着をつけた。
「(前夜に)金メダルを取った後、インタビューを受けているときから気持ちを切り替えていたので、いい準備ができた。シングルスに集中できている」と笑顔だ。
優勝後の公式記者会見を終えてから、まだ12時間ほど。「しっかり休養できたわけじゃなけど、結構元気です。これだけたくさん練習してきているので、体力には自信があります」と、明るく話した。
4回戦では世界41位のスタシニ・サウェタブット(26)と対戦。試合開始は27日午後8時30分の予定。
7/27(火) 13:27配信
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