横浜FCが獲得のオファーを出したと報じられていたフラメンゴに所属するパラグアイ代表MFロベルト・ピリス・ダ・モッタ(26)だが、拒否されたようだ。ブラジル『O dia』が報じた。
現役のパラグアイ代表でもあるモッタは、2019年3月以降2年間は代表招集から外れていたが、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選とコパ・アメリカに向けたパラグアイ代表に招集。15日に行われたボリビア代表との初戦にも出場していた。
モッタに対し、横浜FCはオファー。移籍金が発生するオファーにフラメンゴ側は了承していたが、モッタ側が拒否したと報じられている。
横浜FCはモッタに対して2年半契約を提示。年俸100万ドル(約1億1000万円)を提示しているとのことで、フラメンゴで受け取っている額の2倍になるという。
また、住居や車、勝利給やタイトル給も用意されていたが、モッタはこのオファー断る決断を下したようだ。
最もネックとなったのは日本への移住だ。モッタの家族はこれを魅力的に感じなかったようだ。
さらに、横浜FCの状況も大きな影響を与えた。横浜FCは今シーズンの明治安田生命J1リーグで最下位に位置。なかなかチームの調子が上がらず、J2への降格の危機にある。
また、モッタはパラグアイ代表としてプレーしているコパ・アメリカを受け、より良いチームからオファーが来ると考えているという。
モッタは、母国パラグアイのルビオ・ニューでキャリアをスタートさせると、オリンピアでもプレー。その後、アルゼンチンのサン・ロレンソへと移籍。2018年8月にフラメンゴへ加入した。
2020年9月からはトルコのゲンチレルビルリイへとレンタル移籍。スュペル・リグでは36試合に出場し6ゴール1アシストを記録していた。
ボランチを主戦場にセンターバックでもプレーが可能なモッタ。フラメンゴに戻ったばかりだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e63c9a3bc8cb3667becfaf4c062beb6b9d0d14
6/17(木) 15:25配信