https://www.news-postseven.com/archives/20210529_1662216.html?DETAIL
不屈の精神で危機を乗り越える姿に、人々は熱狂する。昭和の時代、映画界において大復活を遂げた傑物がいた。世界の映画人に多大な影響を与え、「世界のクロサワ」と称された黒澤明にも、“もう終わった”と囁かれた時期があったのだ。
作品へのこだわりから制作費が巨額になり、多額の借金を抱えた黒澤は、『赤ひげ』(1965年)の後、米国のエンバシー・ピクチャーズとの共同制作に乗り出したが、すったもんだの挙げ句、頓挫してしまう。多くの黒澤作品にスクリプター、編集などで参加してきた野上照代氏が振り返る。
「リアリティを追求する黒澤監督の仕事のやり方が米国側のスタッフに理解されなかった。その後、20世紀フォックスとの共同で『トラ・トラ・トラ!』(1967年)の日本パートを監督することになりましたが、表向きは健康上の理由ということで降ろされてしまった」
1970年に『どですかでん』を監督したが、ヒットせず、さらなる借金を抱えることに。その翌年、黒澤は自宅の浴室で首と手首を切り、自殺未遂騒ぎを起こした。テレビに押され、映画そのものが斜陽の時代を迎えていた。だが、黒澤は『影武者』(1980年)で再びその名を世界に轟かせる。
「不遇が続いて、近くで見ていて気の毒なくらいでした。そんななか海外に行く機会があって、黒澤に影響を受けたジョージ・ルーカスやフランシス・コッポラたちと親交を深めることができた。そして彼らが米国の会社につないでくれたことで『影武者』を撮ることになったんです。
カンヌ国際映画祭にも一緒に行きましたが、パルム・ドール(最高賞)を獲ってホッとした様子でした」(同前)
『影武者』に続いて制作され、アカデミー賞監督賞にノミネートされた『乱』(1985年)では、こんなエピソードがあった。
「プロデューサーには予算やスケジュールなどで歯止めをかける役割もあるけど、黒澤監督は言うことを聞きません(笑い)。クライマックスで、4億円かけたお城のセットを燃やすシーンを撮り終えた時は、珍しく『良かったね〜。帰って飲むよ』とご機嫌だったのを覚えています」(同前)
「仲代くん、絶対転ばないでよ。君が転んだら4億円がパーだ」
トラトラトラかなんかで、セットの引き出しに入ってた手紙の内容が時代考証に合わないと怒り出して撮影が中断したと聞いた
乱はなぁ
美術的には評価するけど山の平面にポンと本丸だけある城とかさぁ、どうにも評価できねぇわ・・・
脚本家の菊島隆三や俳優の三船敏郎と決別してから詰まらなくなった黒澤映画
やっぱり黒澤一人だけで傑作は作れない
用心棒はほんと名作すぎるよな
時間とかもちょうどいいし
七人の侍は長すぎる
影武者のつぎがリア王なんか。
なんか意味があんのかな。裏と表みたいな。
>>19
カラーになってからどん底
影武者とか乱観ると全盛期もカラーで観たかったわ >>16
用心棒いいよな
あの頃が全盛だな
隠し砦の三悪人とかも何回観ても面白いし 天国の扉だっけ? 町ひとつつくって映画会社を破産させたやつ
黒澤のカラー作ってリアリティより違和感をワザと作ってるのかなと思ってたが
そうでもないのか
>>7
真後ろで炎が上がってるのに
長い石段を下見ないで降りてかつ演技する
NG許されないプレッシャーの中で「転ぶなよ」www 俺の黒澤一番は野良犬だな
三船の魅力と無国籍っぽい雰囲気
天国と地獄(1963年)
赤ひげ(1965年)
どですかでん(1970年)
デルス・ウザーラ(1975年)
影武者(1980年)
乱(1985年)
夢(1990年)
八月の狂詩曲(1991年)
まあだだよ(1993年)
影武者はライフワークとかいって当時のCMとか広告凄かったもんな
暴走機関車を撮ってたら、今ごろは
アクション映画のお手本になってただろうに
残念だよな
乱は一番好き
他のほとんどの黒沢映画は音楽が良くない
武満徹は喧嘩別れしながらもいい音楽を作った
孫の黒澤優可愛いかったのにソフィアの松岡と結婚してからパッタリ見なくなったな
>>35
欲があったら国際的にガンガン活躍できたろうな
その気がないならしょうがない でも「まあだだよ」を撮ってる時、みんなは「もういいよ」って言ってたんだよなw
>>35
伝説の教師に出てた生徒の中で別格な存在だったから
正直松岡と結婚したの勿体なかった >>37
夢もね。退屈だから劇場の居眠りで夢見たってなw >>15
三船とやらなくなってから全部だめだよね
まぁカラーになってから >>28あの女が回転するシーンを見て度肝を抜かれたわ >>43
三船とは真逆だわな
勝新と若山の影武者見たかった 勝新でも三船の代わりにはならんわ
仲代は主演に対峙して主役を光らせる役割の役者で自らが主役になる器ではない
まあこれは三船が居るからそうなるんだけど
やはり黒澤映画は三船あってのもの
中弛みするけど『まあだだよ』は好きだな宴会芸でも迫力ある映像撮れてるし
他人に任すという勇気
どうしたら楽して良い物ができるかという怠け者の発想
このスキルを昭和30年代前半に得てたらなぁ。
スピルバーグは1941でやらかしてレイダースでルーカスにあれこれ言われてそのスキルを得た。
アラブ人と剣闘さすと見せ掛けてピストルズトーンと撃ち抜くシーンは本当に優秀。
YouTubeで撮影風景見たけど役者がめっちゃ怒られてて怖かったw
プレッシャー半端なかっただろうね
でも三船と志村喬がいた頃の撮影裏も映像残ってたら良かったのに
生きてたら今の歌舞伎崩れ共のクソ演技見て何を言うかな?
>>53
言っても黒澤の凄さって金集めて超大作を最後まで作り上げるところも含まれるからな >>47
アレは確かハリソンフォードがお腹の調子が悪くアクション出来ないので急きょ変更した。 >>53
溝口健二や小津もだろ
ただみんなスタイルが違うし黒澤も偉大 昔はいい俳優が多かったな
顔も濃いし、
今はアッサリしすぎ
乱は良かった
そもそも「どですかでん」は売れないの分かってたと思うけどなぁ
観た人に勝手に深読みさせるスタイル
作品自体は普通
カラーである事を意識しすぎたんだな
ゲーム開発でゲーム機の性能を使いきらないといけないと意識するみたいな
>>28
三船ってスペイン語できないのにメキシコ映画に出て何とかなったんだよね確か >>62
セリフ全く覚えない丹羽哲郎が大スターになれたのが映像の世界
言葉のハンディなんて大したことないのさw >>49
用心棒の特報見ると、スタッフか取材で来た記者たちが8ミリカメラ
回してる姿が映ってる。こののフィルムがどこかに現存してるかも。 >>62
フィルム時代の映画撮影はキューブリック見たいに同録にこだわる人もいたけど
SEとかも後でつけるから大体アフレコ、どうしても使えないなら声だけ別人にすりゃいいくらいの感覚じゃ? >>29
『乱』以降の3作も正直つまんなかったなあ どですかでんのウィキ見たら「貧しくも精一杯生きる人々の生活を描いた」
と書いてあったけど
そんなレベルじゃないだろ
ブラジルのスラムの人々も度肝抜かれる修羅の国の生活だよ
乱のドキュメンタリーがつべにおいてあるけど
黒澤監督が思ったよりも穏やかに演出していて意外だった
井川比佐志がNG出しまくるけどデコスケとか言って怒鳴らなかった
今だと究極のパワハラ上司だな、天皇と呼ばれてたみたいだし
影武者のNHKドキュメンタリーはやばい
いままでと違うスタッフで意思疎通ができなくて
パワハラしまくりで、ワタミ並みに狂ってる
で肝心の映画が、つまらない問題
時代劇研究の春日は褒めてるが、マジつまらんぞ
影武者は馬の死体の場面、乱は騎馬武者が撃ち落とされる場面が異様に冗長なのがな。
「せっかく作ったんだから見ろよ」みたいな貧乏臭さが嫌だ。
>>1
> 1970年に『どですかでん』を監督したが、ヒットせず、さらなる借金を抱えることに。その翌年、黒澤は自宅の浴室で首と手首を切り、自殺未遂騒ぎを起こした。
あの映画の後にそんなことになっていたとは…
田中邦衛が気持ちよさそうに♪どですかで〜んと歌うのにヒットしなかったのか >>10
政府への嘆願状の小道具の中に、ヤクザ映画で使う果たし状が入っていたんだっけ。
あと、セット内で吊るされていたカーテンが折り目の残った新品だったので、キレて帰ったってのも聞いた。
その後映画スタッフが夜通し霧吹き吹き掛けて折り目を取ったんだとか。
赤ひげの小道具担当した人のインタビュー読んだら、映画で出てくる薬箪笥は全て引出しが開くようになってて、
しかもその引出しの内側は薬による化学反応で変色したように着色してたんだそうだ(因みに作中で引出しを開く場面は無し)。
「何でそこまでやるんですか?」とインタビュアーが聞くと「だって、撮影現場に入った黒澤さんが、何の気なしに引出し
開けようとして開かなかったら、そこで機嫌損ねて帰っちゃうんだもん。で、引出しが開いたら開いたで、その中身が
生っ白い生木の状態だったら、それでまた黒澤さん機嫌損ねて帰っちゃうんだもん」との返答だった。 >>14
あれ笑えるよねwww
クロサワマニアに指摘したら、
「三の城は国境の出城で、あくまで砦としての機能に特化してんだからあれでいいんだよ!」とか怒りだして、
なんだかなーと思ったよ キン肉マンソルジャーが立てこもった強盗を油断させるために神父に変装して近づくというキン肉マン屈指の迷シーンだが……その元ネタが七人の侍だと後から知って、ゆでって意外と教養あるんだなと感心した。
影武者もダラダラ長かったような…
邦画でも字幕出さないとセリフがわからんw
>>77
それでも溝口よりは優しかったようでw
>>53
内田吐夢はフィルムがかなり失われてるから過小評価されてると思う
「限りなき前進」や「土」の完全版があればなあ >>77
ソレは大道具さんがダメ
見た瞬間、買ったばっかりって分かったらそりゃ映画がぶち壊し 仲代は切腹は凄いいいんだけど、
乱と影武者はなあ。乱なんて三船がやったらよかったのに。
ビートルたけしがバイク事故を自殺だったかもとか言い出したのは黒澤明の自殺未遂をヒントにしたのか
とことんクズだな
>>64
プロデューサーが撮った8mmフィルムは国立映画アーカイブに寄贈されてる
前に上映されたよ >>80
w
おまエラきもをたが激アゲするのは外ればかりという事実w >>1 >>29
最後の二本があからさまに力落ちてたの覚えてる 影武者の前にデルスウザーラでアカデミー賞取ってね?
>>18
企画や脚本自体は乱の方が先だった
制作費がかかりすぎるので実現に時間がかかっただけで >>62
三船が出た黒澤作品も半分くらいは日本語できなくても何とかなりそう
どうせ聞き取れないし 城の炎上ってそんなに凄い絵になってたっけ?
金の話ばかり先行して、え?ってなった記憶
>>4
黒澤監督の座右の銘が
「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」
大柄ですぐに怒鳴るイメージとは裏腹に内面は繊細だったんじゃないかな ドラ平太は市川崑の絵が綺麗すぎるんだよなー
役所広司が最高にハマってるだけになんとも惜しい
>>74
女性描くとなると聖女か悪女の両極端に走るのは宮崎駿とよく似ているね >>80
ゆでたまごは映画かなり観てるよ
黒澤作品だけじゃなく引用が凄く多い ソルジャー以前に初期の宇宙野武士とかもまんま七人の侍だしな
>>74 >>97
黒澤が溝口と成瀬を特にリスペクトしてたのはその辺もあるんだろうな そもそも論として、映画に限らず小説漫画ドラマアニメ等フィクションを創作する人間で「七人の侍を観たことない」なんて人いるのか?
パロディーオマージュ引用拝借、色んな形で色んな作品に影響しまくっている映画だと思うのだが。
>>18
黒澤さんはシェークスピア好きなんだよね
宮崎駿と初対談した時も「あなた実写一本お撮りなさいよ。シェークスピアとか題材にして」と言ってたな
対談後に宮崎さんは「アニメ監督に向かって実写を撮ってみればとか失礼だ」とブンスカ怒ってたそうだけどw >>89
新作映画で「まぁだだよ」を黒澤が発表した時に
観客は「もういいよ」って言ってたな >>89
最終作あたりだと、赤ひげみたいに細部の美術とかもうこだわってなさそう 8月の狂詩曲ではまだまだ狂ってるよ
糞リアルな家のセットを立てて
台所の棚のザルの置き方まで自分で直してる
リアルな長崎空港のロビーのセット
それほど重要なシーンでもなかったし本物でロケしたら良いじゃん(´・ω・`)
三船が出なくなった黒澤映画は全部つまんないって
高倉健にも言われてたな
>>105
でもつまらんものはつまらん。
最後の嵐の中出ていく場面は見てて恥ずかしくなるレベル。 >>102
w
嫉妬の悪鬼ことビビリdisり鬼パヤヲ儲憤死w >>102
パヤオも実写映画を作ってるけどね(´・ω・`)
『柳川堀割物語』(やながわほりわりものがたり)は、1987年公開のドキュメンタリー映画。
宮崎駿の個人事務所二馬力製作による実写作品(一部アニメーションパートあり)で、
監督は『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』の高畑勲。
鈴木敏夫によると、この企画は高畑がプロデュースした『風の谷のナウシカ』がヒットした
ことから、『ナウシカ』の監督である宮崎駿が、その謝礼として『ナウシカ』で得た資金を
使って高畑が監督する映画の製作を提案したことが発端である[2]。制作は1年間の
予定であったが、高畑が遅らせたために3年間に延びた[3]。しかも、高畑は宮崎が
用意した資金を使い果たしたため、宮崎は自宅を抵当に入れる事態となった[2]。 山本周五郎の原作に手を出したのが、歯車狂った原因だって小林信彦が書いてた。
椿、赤ひげ、季節のない街
山本周五郎はアメリカのハードボイルドを読み込んでいて、それが作品の下敷きにあるから映像化は難しいらしい。確かに赤ひげは陳腐なヒューマニズム万歳作品になってる。
「どですかでん」は画質が悪いのが気になった
アスペクト比もスタンダードサイズだし
独特の色使いもあって円谷プロの特撮テレビドラマみたい
黒澤と勝新の力関係は意外とそんなに黒澤が上で
勝新が下でもなかったみたいな話もあったよね
仲代達矢氏主演作品の中では『切腹』の次に好きな作品。勝新太郎氏が降板しなかったら、
どんな感じの作品になったんだろう。黒澤作品だと三船敏郎主演作にやはり名作が多い。
あの人は別格だわ。歴代の日本人俳優でも三船氏ほどの俳優はいない。まさに空前絶後。
三船氏が出演しなくなってからの黒澤作品は駄作が増えていった。
確かに黒澤は女子供はものすごくステレオタイプな感じがする。
黒澤監督の父は秋田の武家の出自だったはず。
三船敏郎氏(青島生まれ)も秋田県鳥海町へ父方の実家が在りますし、鳥海町から1時間、直ぐお隣の山形県酒田市はゴジラを演じた中島春雄氏の故郷です。
昭和の東宝を支えた方達は以外と近いところから出て来てますね。
蜘蛛巣城の老婆が、おちょやんのモデルの浪花千栄子さんだったと最近知った
蜘蛛巣城で、三船敏郎が馬で森の中を長時間疾走する場面
森の木を円形に切り倒して、カメラを中心に置いてグルグル廻る馬を撮影したとか
黒澤監督は頭がいいね
黒澤も三船も独立プロ作ってから蜜月時代は終わったって感じだな
日本映画の黄金時代でもあった
>>110
黒澤に弱い人間の人情話は合わない感じするな
あくまで強い意志を持った人間を描くのが本領だと思う 大殿!
ご覚悟を!
さらばじゃー!
やっぱり名シーンだわな
>>83
今の映画もそんなのばかりじゃん
貧乏人や前線暮らしの長い兵隊がおろしたてのピカピカの服着てたり >>89
その頃はもう80超えてるんだから
力が落ちてるのは当然だろ
80超えて傑作撮ってる監督なんて
ほとんどいないんだから >黒澤に弱い人間の人情話は合わない感じするな
w
羅生門「」w
>>35
松岡も女ファンが離れてバンドマンとしておわったしなw >>126 まあだだよ、は結構好きだね、面白いよ
八月・・・もやりたい事はよく分かったしよかった、でも小品だし、
手慣らしなんてのはしない主義だろうけど、ちょっと小休憩でそれを出して大作もやって欲しかったとは思う
最晩年に撮ろうとしてたのはどら八平太? なんかそういうので後に役所主演で別の人が撮ってたかな?
最後に大洪水となって町が流されるのを、全て完全実写でやろうとして、しかしそんな巨額予算組めないので棚上げになってたとか・・・
>>14
本質がわかっていない映画マニアの典型
くっそキモい 北野武はデルス・ウザーラが美しくて一番好きだとインタビューで語っていたな。
当初予定ではデルス役は三船敏郎だった。三船のデルスが見たかった。
>>130
それはどら平太じゃなくて
海は見ていたかな
黒澤の書いた脚本を熊井啓が
映画化したけどイマイチだった カッコつけてサングラスして撮影して
完璧主義とか言われてもな
白黒映画だけ撮ってろよ
>>132
デルスの役はあの人で正解でしょ
日本人の三船があの役やったら
不自然だしリアリティがない >>43 >>44
仲代氏は俳優座とかにいた若い頃は普段ほとんど喋らずぼんやりしていたことから周りからボンちゃんとかなんかそんなあだ名で呼ばれていたと自分で言っていたな >>43
華はないけど存在感はある
だから黒澤をはじめ様々な監督から
主役や重要な役に起用された コッポラも「仲代も素晴らしかったけどやっぱり勝新で見たかった」と言ってたんだよな
>>140 眼をひん剥いて深刻劇ばかりなタイプってのもどうなの? みたいな事を大島渚なんかも言ってたね
津川みたいにニヤけたエロ親父風に見せて内実は分かっているみたいなタイプも演じて、演技の幅を持たせた方がいわゆる俳優としての厚みが出たかもね まあでもその眼を剥いた時の演技にインパクトがあって監督にとっては計算しやすい役者だったってことなんじゃない?
コーエーテクモのゲーム「仁王」は
発表した時はゲームが黒澤明の原案であり映画化もするって話だったのに
ゲームの完成に13年もかかってる間に黒澤の名前も映画化の話もどっかへ行っちゃった(´・ω・`)
コーエー、故黒澤明氏原案の映画『鬼』(仮題)の制作を発表、
映画を核として次世代プレイステーション用ゲームなども制作――映画の監督・脚本は黒澤久雄氏
https://ascii.jp/elem/000/000/344/344888/ >>135
悪くなかったと思う。
話は少しずれるが、福島原発の時に「黒澤の『夢』はこれの予知夢だったのか」と、当時2ちゃんで話題になってたな。 >>147
落語に与太郎キャラはいくらでも出てくるからな。 七人の侍の三船は他のキャストともなにか見ているものが違う感じがある
未来人かと
自分的には勝頼役が萩原健一だったのが合わなかったな
デルスの嵐の場面とか好きだな
最後の「荒鷲の歌」だっけ
泣いてしまったよ
>>148
あれは普通にチェルノブイリが元ネタでしょ >>147
バカだけど強い庶民のヒーローと言ったら森の石松とかいるし、西遊記の孫悟空なんかもそうじゃないの? 三船敏郎は孫悟空の映画を撮りたがっていたらしいね
美佳を寝かしつけるときはいつも孫悟空の映画の話してたとか
>あれは普通にチェルノブイリが元ネタでしょ
w
パクリとオマージュの区別もつかない莫迦がドヤ顔ってwww
すっかり力が落ちたと言われるまあだだよですら
映画としての画面の美しさは凄いよね
>>158
孫悟空!観たかったな
円谷特撮にも割と出てるんだよな三船敏郎さん 現実の事件なんだからさぁ
オマージュじゃなくていってもモチーフだろうに
それを元ネタといってもさほど間違いでもない
ワイの子どものころ、近くに救急病院があって(今はない)、
黒澤が、自サツ未遂して2回搬送されてきたことがあったな。
>>160
しかしエンディングの夕焼けシーンはアホみたいにお金がかかったみたいだが、
そこまで金かける必要があったのか、それたけ金かけたシーンとして、出来映えはどうなのか、なんかモヤモヤする。 孫悟空だと黒澤の師匠の山本嘉次郎がエノケン主役で撮った有名な映画があるよね
>>66
『乱』と『まあだだよ』は傑作だと思っている。 俺むかしデルス・ウザーラのコミカライズ作品みたいなのを読んだようなかすかな記憶があるんだけど
実際どうなったのか覚えてる人いるかな?
たしかさいとうたかをか誰かが描いてたような気がするんだけど、全然検索しても出てこないから
何かの勘違いかなと思うんだけど
いや、山の頂上に作るのがむしろ普通だろ
四方を見渡せる視界の良さと崖や傾斜などの天然の要害を守りに生かせるのが山城の利点なんだから
映画の城といえばクレヨンしんちゃんの映画の山城がリアルで合戦の描写共々感心した記憶があるわ
黒澤映画のオマージュも所々あったりして
>>116
w
そういうところだろw
舌禍鬼ロリコンパヤヲw 大御所というくくりでは、仲代達矢氏と山崎努氏は双璧かも
ただ2人の演技はまったく違うような気がする
伊丹作品で見せる山崎氏の演技は、仲代達矢氏には絶対にできない
例えば、山崎努氏が、ニヤリと不敵に笑うというような演技は、まさに不敵に笑うというト書きそのもの
ところが同じニヤリも不敵に笑う、という演技を仲代達矢氏はできないかも
勝新が降板していなければ、警視-Kは制作されなかったかも
黒澤監督の息子の黒澤久雄と結婚した林寛子はかわいかった
離婚したけど
>>175
「用心棒」での仲代は、ずっとヘラヘラ笑いっ放しジャン。
仲代は、「野獣死すべし」の最初の映画化では主役を演じたんだよ。 黒澤邸の隣には有名な陸軍大将が住んでいたってなんかで読んだことあるわ
用心棒と椿三十郎は本当に面白かった。
パクった荒野の用心棒のドル箱三部作もよかったなぁ。
椿三十郎と二作目の夕陽のガンマンの最後の決闘シーンは語り継がれる名シーンだと思うわ。
>>56
サラー役の人もお腹の具合が悪くなってウンコ漏らしたと特典映像で言ってた >>118
もののけの老婆ね。あの演技良かったね
最初見た時はおっさんが老婆を演じてるのかと思ったw
実は黒澤作品で一番好きな作品。戦国悲劇モノ影武者と乱の原点 >>120
黒澤さんは配給会社が勝手にカットしようとするのに激怒して「そんなに切りたきゃ縦に切れ!」と怒鳴ったそうな
案外制約があるほうが名作が生まれやすいという話も 黒澤は芸術と称した作品でも台詞とか演出がオーバーでやり過ぎだよな、用心棒とか娯楽作品なら良いけど
金曜ロードショーで用心棒か椿三十郎やったときはトリミングなしのシネスコだったわ
悪い奴ほどよく眠る
とか
素晴らしき日曜日は臭いよな
>>184
独立でスタジオのシステムがなくなって予算にも困ったと
制約だらけになったんだが >>184
それ、『白痴』の時の話だけど、あんたは『白痴』を見てないでしょ。
現在存在しているバージョンでは、カットし過ぎて話が分かりにくくなってるんで、冒頭に字幕で説明が入る。
連続テレビドラマでよくあるような「前回までの荒筋」と同じ感じで、何ともみっともない。
ノー・カット版が存在するなら、そっちの方が素晴らしい内容であるのは間違いない。
『白痴』完全版というのが存在する - という噂は昔々からあって、
黒澤を尊敬していた後輩の熊井啓監督が個人的に調査し、エッセイで、
「四国の金持ちが自宅の倉庫に秘匿しているのを発見し、自分の目で確認した」と書いていた。
その熊井監督も死んでしまって、また行方不明の状態に戻っている。 その四国の金持ちはまじでお宝ばかりもってる人だよな?
朝鮮初のヒット映画だかも所蔵しているともっぱらの噂で
韓国政府要人が何でも交渉に来ていたとかなんとか
>>191
それは、わからない。
あんたが言ってるのは全然の韓国映画『アリラン』の事だろうけど、それについては、
本人が勝手に「持っている」と吹聴していただけで、実際にはなかったらしい。 >>138
わかる
キューブリックも同じ
バリーリンドンは全シーンが名画 「素晴らしき日曜日」とか「わが青春に悔なし」とか、
しょーもない映画も撮ってるよな
「生きものの記録」は好きだ
>>184
その話調べてみたら、4時間半の映画をカットしたら怒ったという話で、そりゃカットしたくもなるわと笑った
昔は長い映画があるのは知ってたけど流石に4時間半は長すぎる あと、フィルムが古過ぎるのか、
「どん底」とか全員何言ってるのかわからなかったな
黒澤には切腹や上意討ちみたいな深い渋い作品は撮れないだろうな
黒澤明はいいさじ加減に抑えた演出はできないからな、ダイナミックだしどうしても漫画っぽい作品になってしまう
悪い奴ほどよく眠るはあまりにも戯画的で
ラストシーンの加藤武はかなり上手い人だけど
恥ずかしさが否めない
>>197
昔は、前後編に分けるという事がフツーにあった。
有名な『青い山脈』だって、『君の名は』だって、最初のロードショーの際には前編と後編に分けて公開された。
『人間の条件』は全三部に分けられて公開されたが、ギネスブックでは1本の映画と見做されていて、
「商業映画としては最長の長さ」として世界一に認定されている。 >>196
『素晴らしき日曜日』も、『わが青春に悔なし』も、俺は名作だと思ってるが。 セリフが聞き取れないのって古い映画だからかと思ってたけど
公開当時の映画評でも言われてて笑った
>>138
昔の映画ってそういうの多いよね
最近やたらカメラを動かす映画が多いから画面の構図の美しさがない >>49
NHKで放送された「八月の狂詩曲」のメイキングの番組に
怒鳴りはしないけど黒澤監督が主演の村瀬幸子さんの演技に
ずっと文句言ってるシーンが出てくる
同じ番組で黒澤監督が子役の子供たちに「僕は怖くないよね?」って言って
「怖くないです」って言わせてるシーンが出てきて笑う >>209
カメラをグラグラ揺らすの何なのかねあれ
カメラを動かすというのはすごく演出意図が出るから、「何で揺らしてるんだろう」と自動的に思う
でも作ってる方は「ドキュメンタリー的な自然さが出るはずだ」と思ってるので
作り手の意図と観客の受け止め方にズレが出てしまう >>211
手持ちカメラの効果を狙ってるのでは?
臨場感、その場にいる感覚、スピード感の演出では?
Amazonプライムで観た題名も覚えていない海外の戦争映画だったかな?冒頭からやたらと手持ちカメラ感で画面が揺れる
始まってから数分でイヤになって観るのをやめた
この監督のこだわりが、才能の無さ、監督としての無能を証明してしまってた
ちなみに今はステディカムというカメラがあって、カメラマンがハーネスみたいなものを背負って、カメラマンが例えば演者を追いかけて走っても一切ぶれないカメラがあるんだよね
レンタル?でも高いのかもしれないけど、金銭的に無理な場合は置いておいて、あえてそちらを用いず手持ちカメラ感を演出するのは、良い悪いは別にしてその意図がハッキリとあると思う >>212
>Amazonプライムで観た題名も覚えていない海外の戦争映画だったかな?冒頭からやたらと手持ちカメラ感で画面が揺れる
>始まってから数分でイヤになって観るのをやめた
>この監督のこだわりが、才能の無さ、監督としての無能を証明してしまってた
ハートロッカー
キャスリン・ビグロー カメラグラグラって
自分の中じゃヌーベル・バーグのイメージだな
>>212
ステディカムほど大掛かりなもんだけじゃなく今は手持ちの3軸のジンバルスタビライザーが
あってカメラつきやカメラが取り付けられるものがある、Youtuberがスマホを取り付けて
使ってたりするものがヨドバシでも普通に売ってる
あとソフト上でも手振れ補正してたり反対に足してたりもする >>200
まあだからこそ分かりやすくて外国人や漫画アニメ世代の映画オタにも人気があるんだろうけどね
あと黒澤映画って舞台を他の国や時代に変えてもそのまま成り立つものが多いように思う
前提となるお約束とか日本の文化や社会の知識がなくてもストーリーやテーマが明確で理解しやすい 黒澤も天国と地獄とかで部分的にヌーベルバーグ風の手持ちカメラ演出を試みてるよな
アクションシーンで激しく揺らして臨場感出そうとするのは深作欣二や工藤栄一らの東映勢が走りか?
あと多いのはホラー映画とかの主観ショットか
七人の侍なんかも舞台をヨーロッパに置き換えても野盗に襲われた農村を七人の騎士崩れの連中が救うとか西部劇ならガンマンに置き換えてそのまま映画化できるな
どですかでんは駄作なのはわかるが、いい加減テレビで流して欲しい。
いまだに見たことがない。
昔WOWOWでやったくらいだな。テープ時代だけど。
ルーカスやコッポラに紹介してもらってアメリカの会社に頼んだって
それもっと後の話じゃなかった?
影武者はフランス資本が差し伸べた話だろ?
>>219
『七人の侍』は、アメリカで、西部劇として二度、SF活劇として一度、リメイクされてるよ。 >>220
『どですかでん』は傑作だよ。
低予算、B級キャストだけど、その変わり好き放題にやってる。
画家出身である黒澤の、絵作りの個性がいちばん出ている。
(地面にまで色を塗っている)
テレビ放映されないのは、実父による娘への性虐待がハッキリと描かれてるからだ。
それに、舞台が貧民窟で、主人公は知的障害者だし、ホームレスも出てくるし。 >>221
フランス資本が入っているのは『乱』だよ。
だから、あの作品は、法律上は外国映画という事になっていて、収益からの税金供出がいろいろと面倒だったらしい。
『夢』は完全にアメリカ映画であって、日本が逆輸入した形になっている。 確かに七人の侍の三船を観ると手塚治虫のどろろあたりを思い出す。
まあ手塚治虫が参考にしたんだろうが、漫画的にハマる感じだね。
>>202
君の名はは三部作では
山本薩夫の戦争と人間は当初の構想では五部作になるはずだったが資金難で三部作で終わったんだよね
構想通りなら15時間超えてたんだろうな
分けずに公開された映画だとジャック・リヴェットのアウトワンが13時間あるな >>199
ジャンルは違うけど生きるとかデルスウザーラなんかは
そういう作品じゃないの >>228
BSでは可能なのか。でも地上波ではムリだろう。 >>199
>>229
初期の『素晴らしき日曜日』とか『我が青春に悔いなし』なんて、ATG映画みたいな内容だ。
実際、黒澤がATG映画を撮るという企画もあった。 手塚も終わったと言われたけど、ブラックジャック、アドルフに告ぐで復活した。パヤオは風立ちぬで復活できなかった
>>210
でも黒澤に言わせると自分よりも
溝口や成瀬のほうが
よっぽど怖い人だったと言ってたよ
まさに上には上ありだね 白痴は黒澤作品の中でも
失敗作の部類に入るけど
自分的には一番好きな作品だな
なんと言っても
あの永遠の処女と言われた原節子に
あんな汚れ役をやらせたのが凄いよ
他の監督ならあんなキャスティング
なかなか思いつかないと思う
>>233
成瀬はよく知らないけど溝口は確かに怖いだろう 溝口さんや成瀬さんは役者自身に考えさせて出来るまで駄目出しし続ける
自分も本当はそうしたいんだけどついつい口を出してしまう
みたいなこと言ってるのを少し前にNHKのラジオライブラリで聴いたな
乱の撮影中の会食の時に植木等が黒澤に次ぐ上座を仲代にすすめられて
「自分は新参だから仲代さんが座ってください」と辞退しようとしたのに「あなたは私より年上ですから」と強引に押し切られて、
何か変だと思ってたらその席は黒澤の愚痴の聞き役の席で
仲代は何も知らない植木にその役を押し付けただけだったとかいう話を植木がしてたなぁ
東宝で別枠で頑張ってた人には黒澤作品に出れたのは嬉しかったろうね
加山雄三みたいのはすぐに参加させてもらえたわけだし
何故レンタルしたのか忘れたんだが
原爆ヤバいと言い始めるおじいさんがすったもんだで経営する工場を放火する話が覚えてるんだわ
タイトル失念してモヤッとする
上の方にあるどですかでんの動画、興味そそられたぜ
仲代の話では黒澤はうるせーけど市川崑は優しいらしいな
>>23
『どですかでん』の冒頭の幻の電車のシーンなんか凄い。『乱』『影武者』大嫌いだけど、『どですかでん』は好き >>245
乱に関しては、三回途中で挫折した
退屈すぎて途中で断念を繰り返したが
ある時、ふっと全編頭に入ってきた
その時とんでもない偉大な作品だと気付いた…
影武者も馬が走ってるだけ、といった感想しかなかったが
あれは武田騎馬隊が滅びていく瞬間を映画化したかったんだなと
後々になってからわかった
歴史の知識がある程度ついてから見るとまた違った感想があった
でもま、一番はやはり隠し砦の三悪人と七人の侍だな
あれには圧倒された…あんな作品を昔は日本で作ってたのかよ…と 用心棒一度カラー化できないかな?
白黒でみてこそとはいえ次世代に見てもらうにはあまりにもハードル高いし
一つの試みとしてやれないもんだろうか
昔スピルバーグがメトロポリスに色つけて酷評されたけど
今はまだ技術がマシになってると思うし
>>243
あのじじい三船だけど老け役はいまいちだよな >>248
それはどうかな
白黒作品ということでセット、構図、衣装、照明などすべてモノクロコントラストの陰影を
考慮して撮影してるからな
水墨画や長谷川等伯の松林図屏風をカラー化するようなもんで
製作者の意図と離れた別物になるだけでしょ 日本映画の巨匠というと大体どういう層に聞いたランキングでも1位は黒澤明、2位は小津安二郎だからな
人によって1位2位は変わるかもしれんがこの二人のワンツーは変わらん
それだけのスポンサーが居たのも
すごい。黒澤監督だから金も集まる
ほとんどが借金で自己破産もできない
個人の金が多い。
木下恵介の評価がかなり低い
たしかに見てて恥ずかしくなるものが
有名作には多いんだよな
リアルタイムで売れてたのはどっちかといえば木下の方みたいだけど
>>253
日本の批評家の中では小津が1位だろうな >>247
七人の侍は中学生の時は全くどこが凄いか分からんかった
大学生の時は役者の演技にしても、すごい作品だと思った >>247
乱は2回挫折した
今は小説やネットで歴史に興味あるから、今なら違う味わいがあるかも
風と共に去りぬも昔はよく分からんかった
あの作品を大人になり、改めて観ると素晴らしいの一言 小津は研究され尽くしてるので
ちょっとああまたこれか感が出てくる
成瀬はかなり微妙なところで味を出してるので飽きないところはある
溝口は振り幅がすごいよな
中国歴史が題材の作品とか見たことないが
>>255
木下は過小評価されてると思うけどな
恥ずかしいとか言い出したら黒澤流ヒューマニズムだって結構恥ずかしい
欧米で受けたかどうか、男性的か女性的かの差があるだけで黒澤、小津、溝口、成瀬らに劣らない監督だと個人的には思う
内田吐夢や清水宏もそう
欧米の評価に日本人があんまり引きずられるのもどうなんだろう >>245
「どですかでん」はあんまり好きじゃないが
何故か一度見ると最後まで見てしまう
色彩もそうだがテンポ感なのかなあ >>264
>>265
小津がカラー作品を撮ると発表された時、当時の人たちは、
「きっと小津の事だから、水墨画のような渋い絵作りをするに違いない」
と思い込んだ。
ところが、出来上がってみると、台所のヤカンが何故か真っ赤だったりして、異様なまでにカラフルで、
それまでの小津の固定ファンを驚かせた。
(実際、それで拍子抜けして小津から離れていった映画ファンも多かったらしい)
黒澤の初のカラー作品『どですかでん』の、あの異常なまでの「色キチガイぶり」というのは、
小津からの影響があったのかもしれない。 >>263
木下恵介は、「お涙チョーダイ映画の人」と勘違いされてる。
『女の園』や『笛吹川』、『死闘の伝説』など、かなりパワフルで戦闘的な映画も作っていて、
そっちの方が実は木下の‘本性’剥き出しなんだが。 木下惠介の凄いところはお涙ちょうだい映画でもドライに感じる所だよなぁ
泣けるけどしつこくない
八月の狂詩曲をリアルタイムで映画館に見に行ったな。
八月の狂詩曲、もっと評価されても良いと思うわ。
1989年文藝春秋社発行の各界の映画好き372人の大アンケートによる「日本映画ベスト150」というムック本の監督ランキング
1位 黒澤明
2位 小津安二郎
3位 溝口健二
4位 木下恵介
5位 山田洋次
6位 市川崑
7位 今井正
8位 今村昌平
9位 鈴木清順
10位 川島雄三
11位 大島渚
12位 山中貞雄
12位 成瀬巳喜男
12位 伊丹十三
15位 内田吐夢
16位 大林宣彦
17位 伊藤大輔
17位 深作欣二
19位 森田芳光
20位 加藤泰
20位 吉村公三郎
20位 宮崎駿
>>255
年間興行収入ベストテンに入った作品の数では
木下よりも黒澤のほうが多いよ >>253
アメリカでの評価は黒澤が圧倒的に上
フォロワーも多いし影響力も半端じゃない
逆にヨーロッパだと小津のほうが評価は高い 小林監督は人気ないんだな
切腹は台本のよさは世界でも一番といってもいいレベル
>>266
当時ってそもそも制作側でそこらフィルムのコントロールがどれくらいできるの
かしらと思って調べて見るとわざわざアグファとか使ってるのね、コダックとか
つかうよりはそれっぽいかなぁ
今はなんとなくシネルックって映画的な色調のイメージできてるけど
それがない時代だからそこら差し引いた方がいいのかも知れない >>255
今井正なんかも過小評価されてるね
キネ旬ベストテンには多くの作品がランクインしてるし
当時は黒澤、木下と並ぶ売れっ子監督だった 夢は高校の時に天と地ととトレマーズとハシゴして観た
天と地とは小室哲哉が舞台挨拶に来てた
トレマーズが1番面白かったわ
>>273
自分たちが辿ってきた、又は延長線上の作風を評価する流れなんじゃないかね
真似できそうな物を評価するというか >>271
89年ですでに宮崎駿がランクインしてるんだな >>275
アグファのフィルムは、赤の発色が強調され、モノや人の輪郭がハッキリと浮き彫りになると言われてたね。
小津は、あえてそういうフィルムを使っていた。 >>271
実際の能力では
溝口健二
小津安二郎
成瀬巳喜男
木下惠介
内田吐夢
黒澤明の順番だろう 影武者とかクソつまんなかった。
黒澤は天国と地獄までだな。
勝新太郎が全てだと思う
代役になった時点で、もうその映画は終わってる
厳密に言うなら、映画そのものを中止すべき
諸々の事情で完成させるけど、作品としては魂のない死んだ空虚な作品を形だけ作り上げてるだけになる
>>281
それぞれ個性がまったく違うのに、「順番」もクソもあるかって。
溝口なんか、手の付けられないような駄作も多くて、
弟子の新藤兼人でさえ、著書の『ある映画監督の生涯』を読むと、「これは駄作だった」「この作品は演出が投げ槍」と、
何本もの作品をこき下ろしている。
木下恵介は会社(松竹)から押し付けられた企画も多くて、「何でこんなの撮ったの?」と思わされる作品も多い。 >>283
あの勝新だって、実際には「三船敏郎の代役」だよ。
『乱』の主人公だって、『夢』でいかりや長介が演じた‘鬼’の役だって、本当は三船が演じるべきだった。 当時のデルス・ウザーラの記者会見記事で「次は三船で「乱」」って書かれているんだよね
でも前に出たデルスの撮影記録本だと黒澤監督がロケ地に来た三船さんのことを煙たがってる記述があるんだよなぁ
>>285
奇しくもご自身が>>283を証明するような答えを出してる
その列挙された作品は、みんな評価は高くないでしょう
大変厳しい言い方をすると、作品としてはすでに終わっていたんでしょうね 三船に武田信玄は似合わないでしょ
普通に勝新太郎の役だと思うよ
>>284
溝口の「駄作が多い」っていう風評は赤線地帯や噂の女とか折鶴お千とかの
今では評価が完全に確立されている作品まで駄作扱いされてた時代に広まったものだからあんまり間に受けない方がいいと思うぞ
新藤なんてそれこそ上記の作品群を駄作認定して「溝口は傑作が数えるほどしかない」とぬけぬけと抜かしてる人だからまさしく当てにならない 三船は決して器用な役者ではないからなんでもかんでも三船というのはちょっと違うと思う
>>289
いやあ、新藤は『赤線地帯』などはさすがに激賞してるよ。
てか、『赤線地帯』や『折鶴お千』が駄作扱いされてた時代があったの?
『赤線』の当時、溝口は既に国際的評価を得ていたじゃないか。 >>286
三船と黒澤は、『赤ひげ』の後にプライベートで大喧嘩した。
深夜に、自宅で1人で酒を飲んでいた三船が、それまでの黒澤の高圧的態度に対する恨み辛みを思い出して、
怒りを再燃させ、自宅にあった猟銃を持ち出して黒澤邸に押しかけ、
「出て来い、黒澤〜っ!今日こそカタをつけてやるっ!」と大騒ぎしたらしい。
(TVで、息子の三船史郎がその話をしていた時、横にいた寺尾聰が、
「あれ? 俺は猟銃じゃなくて三船家家宝の槍だったと聞いたけどなァw」と言っていた)
その後に仲直りして、『トラ!トラ!トラ!』の騒動の際には(自分は関係ないのに)わざわざ渡米して、
20世紀FOXとの仲介役になろうとさえした。
しかし、黒澤の方は、三船を本音では許してなかったみたい。
三船が自身のプロダクションを設立して監督にまで乗り出した事も関係あるのかもしれない。 俺は椿三十郎が好き
黒澤は笑いのセンスがあるとこの映画を見て思った
>>291
意味分からん
高い評価を受けている監督でも個別の作品が酷評されるなんてよくあることだろ
現に溝口は戦前から小津と並ぶ日本最高の監督という評価を得ていた人だけどそれでも「駄作が多い」って言われてたんだろ?
あと新藤は岩波新書版のある映画監督の生涯で普通に「赤線地帯」や「折鶴お千」を酷評していたと思うが・・・ >>295
「高い評価を受けている監督でも個別の作品が酷評されるなんてよくあること」というのは、
俺が>>284で言った事だよ。
『ある映画監督の生涯』での記述の話は、俺の勘違いだったかもしれない。
後で確認してみるワ。 >>296
「酷評された作品」と「駄作」ってイコールではなくね?
今ではヒッチコックの最高傑作と言われてる「めまい」だって公開当時はかなり批判されていたというし 乱の方が先に脚本完成してたみたいだね
でも金が掛かりすぎてすぐには作れないから影武者が先に作られたとか
ちなみに市川雷蔵の第三の影武者も地味なプログラムピクチャーながらもなかなかの傑作でした
>>297
「どういう者に」「どれくらい」「どういう点が」酷評されたのかによって、話が違うんじゃないかな。
例えば黒澤の場合、『八月の狂詩曲』の原爆批判の、あの小学生レベルの安直ぶりは、誰からも批判されて当然でしょ。
それに、『まあだだよ』で、所ジョージ1人だけがどんなに老けメイクしても井川比佐志らとは同世代に見えない点とか。
しかし、どんなに欠点が多くても、俺は、『夢』や『まあただよ』は大好きだし、
黒澤のフィルモグラフィの中で重要な位置を占めている点では見過ごせないとは思ってるけど。 >>279
宮崎駿がとなりのトトロで国内の映画賞を総なめにしたのは1988年で、宮崎と同じく80年代に頭角あらわした伊丹十三と森田芳光も入ってますからね >>299
「どういう点が」「どのように」が全てだと思う
もしここが的外れだと誰がどれほど酷評していても無意味 小津安二郎って欧米で評価高いけどそんなに面白いか?って思う
歳とったら小津の良さが分かると思ってだけどやっぱり駄目だ アレは俺には向かない
本当に正直なことを言うと、伊丹十三監督のマルサの女やマルボウ?の女などは衝撃的に面白かった
才能のあるカントクが本気でエンターテイメントを撮った作品として何度も観たし、怪優たちが作品を壊さないギリギリのところまで役を大げさに演じてるところも面白いし
キャスティングが秀逸だな、と思う
クロサワ作品は面白い作品を撮ったら、結果的にソレが芸術作品になっていた、という時期から芸術作品であることが目的になって、純粋に楽しめるか?というその点ては少し疑問符がつくかも
黒澤は初期からテーマ性が前面に出てた監督だと思うけどな
純粋にエンタメに徹したのは野良犬、隠し砦、用心棒、三十郎くらいだと思う
撮影所システムが崩壊するまでは才能ある監督が職人に徹してエンターテイメント撮るのは割と当たり前だったんだよな
当時の大手映画会社に属していて自分の撮りたいものだけ撮れたのなんて多分黒澤と小津くらいのものだっただろう
>>286
ロケ地に来た時の写真いくつか見たら和やかな雰囲気に見えたけど実際はそんなじゃなかったってこと?