◇交流戦 ロッテー阪神(2021年5月27日 甲子園)
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、27日の阪神戦に先発。プロ2試合目の登板で、自身初の甲子園のマウンドに立ち5回、94球を投げ7安打4失点(自責点3)。最速は前回登板と同じ154キロ、奪三振は5つだった。5回に打線が3点を挙げて逆転に成功し、勝ち投手の権利を持って交代した。
初回に荻野の先頭打者弾で1点の援護をもらってマウンドに上がった佐々木朗は、初回は3番・マルテを空振り三振に仕留めるなど3人で切り抜けた。だが2回に首位・阪神のクリーンアップにつかまった。先頭の4番・大山に中越え二塁打を許し、続くサンズは遊撃内野安打の無死一、三塁でドラフト1位ルーキー・佐藤輝に左前へ同点タイムリーを打たれた。梅野、小幡をともにフォークで空振り三振としたが、投手のアルカンタラに右前打を打たれた。二塁走者のサンズがホームへ滑り込み逆転を許した。井口監督はリクエストしたが、判定は覆らなかった。
3回には先頭の中野に四球を与え、けん制で一塁手・レアード捕球ができず、また捕手のパスボールもあって三塁に進まれ、サンズの右前タイムリーで1点を失った。5回に味方打線が1点を返し、2―3で迎えたその裏には2死から大山に四球を与え、暴投で二塁に進まれた後、サンズにフルカウントからストレートを右越えへ適時打され4点目を失った。
だが、6回に味方打線が3点を挙げて逆転に成功。佐々木朗に勝ち投手の権利が転がり込んだ。
今月16日、本拠地の西武戦で1軍デビューした時には先発で5回6安打4失点。107球を投じて最速は154キロをマークした。5回に同点に追いつかれたが、直後にマーティンがこの日2本目となる2ランで勝ち越した。プロ初勝利の権利を持って降板も、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれて初勝利はならず。試合は6―6で引き分けていた。
また、1―2出迎えた3回にプロ初の打席に立ったが、アルカンタラと対戦したが、3球とも直球を見逃して三振。5回の2死一塁ではバットを振る場面もあったが、空振り三振だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2b9956041335f7df25db5d6f1219e2ad0478e15
5/27(木) 20:03配信
https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2021/il2021052705.html
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