◇セ・リーグ 広島―巨人(2021年5月18日 東京D)
突然のコロナ禍に見舞われた広島で、今季初出場初先発となった林晃汰内野手(20)が輝きを見せた。
チームでは前日17日に菊池涼、小園、正随と3選手の新型コロナウイルス陽性が判明。18日には球団独自の判断で今季ともに4番も務めた松山、西川を含む8選手の出場選手登録が抹消されるという緊急事態となった。
激震が走る中、「特例2021」で試合前に出場選手登録された林は巨人戦(東京D)に「7番・三塁」として今季初出場初先発。0―0のまま迎えた5回、1死一、三塁で入った第2打席で戸郷から左前に先制打を放つと、先頭で入った7回の第3打席でも野上から中前打を放ってチャンスメーク。ここで代走・曽根が出て交代となったが、今季初出場で3打数2安打、プロ3年目での初打点が緊急事態の中での先制打という貢献度だった。
林は智弁和歌山から2018年ドラフト3位で広島に入団した。
5/18(火) 20:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bae39e39cfd80996acecbf68fd4d7de043745b7