プロ野球・阪神の岩貞祐太投手(29)が2021年5月16日にインスタグラムのストーリーズを更新し、西武の十亀剣投手(33)に
意味ありげなメッセージを送っている。
岩貞投手が言及したのは、この日の試合で中継ぎ登板した十亀投手を見舞った「珍事」である。
■岩貞の場合は一度ブルペンに戻り...
5月16日のロッテ対西武戦(ZOZOマリン)では、7回裏に西武の投手交代が告げられる前に左翼ブルペンの扉が開き、
十亀投手を乗せたリリーフカーがグラウンドに出てきてしまった。ここで試合は中断し、辻発彦監督から正式に投手交代が
告げられて十亀投手がマウンドに向かうが、一時期グラウンドにリリーフカーが立ち往生するハプニングとなった。
岩貞投手はこれが報じられたニュース記事にコメントする形で、同日にインスタグラムのストーリーで「心中お察しします」と
投稿している。5月9日の横浜DeNA対阪神戦(横浜スタジアム)で、岩貞投手は同様の経験をしていた。
7回裏横浜の攻撃で、阪神側が投手交代を告げる前に左翼から岩貞投手を乗せたリリーフカーが現れた。だがタイミングを
誤ったのか、通常三塁近くまで行くはずのリリーフカーは左翼ファウル線上で立ち往生した上、岩貞投手を乗せたまま
ブルペンに戻ってしまった。その後阪神側から投手交代が告げられると、今度はブルペンから直接走って岩貞投手が
マウンドに向かった。十亀投手の場合はグラウンド上で待機したままだったが、岩貞投手は一度ブルペンに戻った上で
走ってマウンドに向かうことになった。
このハプニングについて岩貞投手は、翌10日にインスタグラムのストーリーズに「魔のリリーフカー 迷い込んだ オープンカーの
オープンをクローズして欲しい気分 次はがんばります」と投稿している。
さらに、岩貞投手の16日のストーリーに対し、十亀投手は同日にストーリーを更新し「恐れ入ります」と返信していた。
2021年シーズンに限らず、投手交代をめぐって時々起こるこの珍事は、ファンにしばしばネタにされる。岩貞投手と十亀投手の
「交流」もファンは面白く受け止めているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52b39c95936a64b5dbddb060298cba70b7b897bb