◇11日(日本時間12日) MLB アストロズ5―1エンゼルス(ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は11日、敵地のアストロズ戦で指名打者を解除し、「2番・投手」で先発ラインアップ入りする今季3度目の“リアル二刀流”でマウンドへ。今季最長の7イニングを4安打1失点、10奪三振も勝敗はつかず、今季2勝目(0敗)はならなかった。8回はメジャー初の右翼守備に就く“リアル三刀流”も実現。打っては4打数1安打、2三振だった。
中継局BSウエストは、大谷が少年時代にあこがれた打者は松井秀喜元外野手(元ヤンキース)で、投手はダルビッシュ有(現パドレス)だったと紹介。さらに、打者・大谷はメジャーデビューから前日まで286試合で「打率2割6分8厘、57本塁打、OPS(長打率+出塁率)8割5分3厘」に対し、同じ時点での松井さんは「打率2割9分1厘、40本塁打、OPS(長打率+出塁率)8割3分9厘」だったと指摘した。
エンゼルスのバスガーシアン専属アナウンサーは「本塁打数で松井を上回り、OPSもゴジラより上です」。これに、同局のグビザ解説者は「しかも、ダルビッシュも松井も両方(投打の二刀流)ともできるわけじゃない。だからこそ、大谷の数字はよりすごみを増すんだ」と付け加えた。
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