0001首都圏の虎 ★
2021/05/11(火) 11:55:50.74ID:CAP_USER910日、プロ野球とJリーグによるコロナ対策会議後、プロ野球の斉藤コミッショナーはこう言及した。
東京など大都市を中心に発令された緊急事態宣言は、対象地域を拡大した上で、5月末まで継続される。宣言地域で無観客開催を強いられてきたプロ野球とJリーグは12日以降、規制緩和により上限5000人での開催が可能となるが、大阪を本拠地とするオリックスなどは大阪府が無観客開催の継続を要請しており、それに従う。
■損失は約13億円
斉藤コミッショナーの声は球団オーナーの嘆きを代弁したものだ。宣言期間の延長が決まる前、4月25日〜5月11日まで1都2府1県で緊急事態宣言が発令されたことを受け、関大名誉教授の宮本勝浩氏は無観客試合の経済損失について試算。巨人などが延期した6試合を除き、計18試合が無観客試合となった場合、巨人、ヤクルト、阪神、オリックス、日本ハムの計5球団が被る損失は約12億8897万円になるとした。ただでさえ、満員の観客を動員できない中、無観客試合が増えれば増えるほど、球団の財政を圧迫する。
「まして、政府のコロナ分科会の尾身会長は先日、宣言解除は、『ステージ2』相当まで落ち着いた段階で行うのが望ましいとの発言をしている。感染者が一向に減らず、この先再び、無観客開催を強いられることもあるかもしれない。ただ、野球もサッカーも最優先とする日程消化に影響がでかねない中断だけは避けたい。かといって延期するにしても限度があります」(球界関係者)
そんな中、NPB周辺では「東京五輪をサッサと中止にしてくれた方がいい」との声が出ている。
「五輪が中止になれば、野球もサッカーもやっている場合ではない、との意見も出るかもしれないが、NPBもJリーグも昨年から感染対策をきちんとやっている。五輪ありきのコロナ対策で、無観客を強いられるのはコリゴリなんです。中止になれば、何より7〜8月にかけての五輪中断期間を活用できる。五輪で使用されるハマスタや神宮も使えます。感染状況によっては有観客での試合開催も可能。日程の幅が広がりますから」(前出の関係者)
プロ野球もJリーグも、東京五輪のために損を被るのは御免なのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b10849b02da54620d947e029a16cdce82df60d5