0001首都圏の虎 ★
2021/05/05(水) 13:15:39.12ID:CAP_USER9この日に中継されたのは巨人・阪神戦。日本テレビは、わざわざ「特別企画『野球愛 ベタ惚れナイター』」と題し、“新感覚二元中継”を行った。
ご覧になっていない方は、“新感覚”と言われても、さっぱり分からないだろう。日本テレビの関係者に解説を依頼した。
「ブラマヨの小杉さんと、巨人OBの清水隆行さん(47)が巨人ブース、ココリコの遠藤さんと阪神OBの藤川球児さん(40)が阪神ブースに陣取りました。巨人の攻撃中は巨人ブースが中継を担当、阪神の攻撃中は阪神ブースが担当しました。日テレの局アナによる中継は少なく、お笑いタレントとOBで野球評論家のトークを前面に出した番組内容でした」
ちなみに松原侑潔は、巨人の外野手・松原聖弥(26)の兄だ。日テレはお笑い芸人のトーク力で野球中継を盛り上げようとしたのだろう。
鳴り物入りで放送された“新感覚二元中継”だが、視聴者の評価はあまり芳しくなかったようだ。
視聴率(ビデオリサーチ調べ、リアルタイム、世帯、註釈がない限りは関東地区:以下同)を見ると、低調なのは一目瞭然となる。
ネット上の異論
「関東地区では6.1%でした。3月23日の午後7時から放送された『火曜サプライズ』の最終回は11.7%、4月13日午後7時56分からの『踊る! さんま御殿!! 春の3時間SP』は14.0%でした。巨人戦の中継が視聴者にそっぽを向かれていることが分かります」(同・関係者)
この関係者氏は「“新感覚二元中継”によって、画面ががちゃがちゃしてしまい、見づらかったですね」と苦言を呈する。
「巨人が攻撃中は巨人推し、阪神が攻撃中は阪神推しの中継、というのが“新感覚”のウリでしょう。しかし、プロ野球ファンには楽しめない中継でした。画面に芸人と解説者のワイプが常に出るので、試合の映像が小さくなってしまいました。そもそも選手ではない人が常に映っているというのは、ちょっと問題です。文字情報も必要以上に多く、試合に集中できないと感じた視聴者がかなりいたようです」
ネット上は異論であふれた。「面白かった」という意見は少数派だった。
関東以外は高視聴率
「『見にくい』、『ひどい中継』、『シンプルに試合を見せてくれ』という否定的な感想が目立ちました。そもそも近年、巨人戦の視聴率は全く数字が取れません。日テレはテコ入れを試行錯誤し、ここ最近はバラエティ番組化を推し進めてきました。それが野球ファンの離反を招いたのでしょう。巨人戦の中継を過度にショーアップする今の方針を続けていいのか、局内でも様々な意見が出ています」(同・関係者)
更に興味深いデータがある。先に関東地区の視聴率が6.1%と低調だったことをご紹介した。ところが、関東以外の地域は野球中継が高視聴率だったのだ。
「阪神が勝ったこともあって、関西地区の視聴率は15.4%でした。北海道はCS日テレが放送権を持っていたロッテ・日ハム戦に差し替えて15.0%。福岡のソフトバンク・楽天戦に至っては20.6%を獲得しました。他チームはホームタウンと密着しているため高視聴率を取ったのです。この結果には、日テレの上層部も頭を抱えています」(同・関係者)
プロ野球ファンが怒っているのは仕方がないにしても、日テレ社員の一部や外部スタッフも苛立っているという。野球中継が終わってから放送される番組に携わる人々だ。
具体的には「人生が変わる1分間の深イイ話」(月・21:00)、「ザ! 世界仰天ニュース」(火・21:00)、「今夜くらべてみました」(水・21:00)、「秘密のケンミンSHOW極」(木・21:00)という番組になる。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/0520577e891aacc219cbe99e3d1ecf7af421e991