テレビ朝日の玉川徹氏が9日、同局系の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。入社1週間で退社する新社会人が相次いでいることに、サラリーマン歴30年以上の先輩として含蓄のあるアドバイスを送った。
番組では退社を決めた新社会人の声とともに、オンライン面接のみの選考でミスマッチが増え、自身がその会社で働くというイメージをしにくいという専門家の分析も伝えた。
羽鳥慎一から「玉川さん、どうですか。サラリーマン歴30年以上」と意見を求められた玉川氏は「まだやってますね、サラリーマンね」と笑い、「僕入った頃は、相当ブラックな会社でしたよ、振り返ると。だけど何で辞めなかったかというと、僕テレビやりたかった。テレビやりたかったから、本当にやりたい仕事をずっと続けていくためには、ここを理不尽だけど乗り越えないと続けていけないと思ったから、我慢もしたしやってきたんですよ」と思い起こした。
玉川氏はそんな重みも込めて「入ってみたら今どきでいう本当にとんでもないブラックな会社だったとかっていうんだったら、そりゃもう間違いだから軌道修正早い方がいいと思うんだけど、だけど間違いだっていう認識が本当に間違ってませんかってことなんですよね」と、慎重に見極めるべきだと呼びかけた。
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