国民的アイドルグループの元メンバーも政治参画！？ 「モーニング娘。」の第６代リーダーだった高橋愛（３４）が、前神奈川県知事で日本維新の会・松沢成文参議院議員（６２）の政治資金パーティーで発起人を務めることが分かった。元トップアイドルが現職議員のパーティーを呼び掛けるのは異例。芸能人の政治参画が進んでいる表れといえそうだ。
前の神奈川県知事で維新の会所属の松沢氏は自著「北条五代、奇跡の１００年」の出版記念講演会を４月５日、横浜市内で開催する。会費は１万円。この会は、政治資金規正法第８条２で規定される政治資金パーティーと明記している。
本紙が入手した講演会の発起人リストには、地元神奈川の政財界の企業、団体のトップら関係者１１４人の名がズラリと並ぶ。有名どころでは、親交が深いプロレスラー藤波辰爾、松沢氏が学生時代にラグビーをしていた縁もあって交流があるラグビー元日本代表ＷＴＢ吉田義人氏らを発見。その中でも、「女優・モデル」の肩書きを添えられた高橋の名はひときわ目を引く。
「パーティーの発起人はいわばその議員の〝支持者〟で、パーティーの開催を呼び掛けたり盛り上げたりする意味合いがあります。国民的アイドルグループの元メンバーが、現職議員のパーティーで発起人に名を連ねるのは異例でしょう」（永田町関係者）
高橋の政界における〝推しメン〟は松沢氏というわけだ。
今秋までに行われる衆院選に高橋が「立候補か！？」とザワつきそうだが、そうではないよう。知人は「高橋さんは松沢氏と知り合って以降、応援していて発起人に加わったようです」と明かす。
高橋の夫で２０１０年のＲ‐１グランプリ王者でもある芸人あべこうじも同氏と親交がある。夫妻で良好な関係を築いているそうだ。
高橋は、松沢氏の著書が原作の舞台「もしも国民が首相を選んだら」（１３年、都内）で主演。フツーの女性ながら国民投票で初の女性首相に上り詰める役を熱演した。
当時の制作発表で本人は、〝高橋首相〟として組閣するならと聞かれ、財務相には「いい意味でケチ（苦笑）」との理由で安倍なつみ、文科相には「頭の回転が速い」として矢口真里などモー娘ＯＧを指名。スポークスマンである官房長官には、明石家さんまをあげるも、松沢氏から「しゃべりすぎるよ。〝失言〟で内閣がおかしくなっちゃう」とツッコまれていた。
近年は〝集票マシーン〟として芸能界から政界に転じて当選する〝タレント議員〟が増え、賛否両論を呼んでいる。
モー娘ＯＧでは、市井紗耶香氏が１９年の参院選に立憲民主党から立候補して落選するも、同党との関係は良好でまた再挑戦するとみられている。
かつては芸能人の政治参画はタブー視されたが、時代は変わった。女優の小泉今日子を筆頭に歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、モデルの水原希子、タレントのりゅうちぇるらが政治的発言を連発。最近では、元タレントの森下千里氏が次期衆院選で、自民党から宮城５区の公認候補として擁立される見込みだ。
「米国では有名芸能人が公然と支持政党を打ち出し、応援するほど政治参画が進んでいますが、日本もそれがようやく浸透し始めたようです」（前出関係者）
今のところ高橋の立候補は現実味がなさそうだが、芸能界でかつての政治タブーが薄れているのは間違いなさそうだ。
東京スポーツ
3/10(水) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1727d028ae4fd08da285242ba274984662686638
前の神奈川県知事で維新の会所属の松沢氏は自著「北条五代、奇跡の１００年」の出版記念講演会を４月５日、横浜市内で開催する。会費は１万円。この会は、政治資金規正法第８条２で規定される政治資金パーティーと明記している。
本紙が入手した講演会の発起人リストには、地元神奈川の政財界の企業、団体のトップら関係者１１４人の名がズラリと並ぶ。有名どころでは、親交が深いプロレスラー藤波辰爾、松沢氏が学生時代にラグビーをしていた縁もあって交流があるラグビー元日本代表ＷＴＢ吉田義人氏らを発見。その中でも、「女優・モデル」の肩書きを添えられた高橋の名はひときわ目を引く。
「パーティーの発起人はいわばその議員の〝支持者〟で、パーティーの開催を呼び掛けたり盛り上げたりする意味合いがあります。国民的アイドルグループの元メンバーが、現職議員のパーティーで発起人に名を連ねるのは異例でしょう」（永田町関係者）
高橋の政界における〝推しメン〟は松沢氏というわけだ。
今秋までに行われる衆院選に高橋が「立候補か！？」とザワつきそうだが、そうではないよう。知人は「高橋さんは松沢氏と知り合って以降、応援していて発起人に加わったようです」と明かす。
高橋の夫で２０１０年のＲ‐１グランプリ王者でもある芸人あべこうじも同氏と親交がある。夫妻で良好な関係を築いているそうだ。
高橋は、松沢氏の著書が原作の舞台「もしも国民が首相を選んだら」（１３年、都内）で主演。フツーの女性ながら国民投票で初の女性首相に上り詰める役を熱演した。
当時の制作発表で本人は、〝高橋首相〟として組閣するならと聞かれ、財務相には「いい意味でケチ（苦笑）」との理由で安倍なつみ、文科相には「頭の回転が速い」として矢口真里などモー娘ＯＧを指名。スポークスマンである官房長官には、明石家さんまをあげるも、松沢氏から「しゃべりすぎるよ。〝失言〟で内閣がおかしくなっちゃう」とツッコまれていた。
近年は〝集票マシーン〟として芸能界から政界に転じて当選する〝タレント議員〟が増え、賛否両論を呼んでいる。
モー娘ＯＧでは、市井紗耶香氏が１９年の参院選に立憲民主党から立候補して落選するも、同党との関係は良好でまた再挑戦するとみられている。
かつては芸能人の政治参画はタブー視されたが、時代は変わった。女優の小泉今日子を筆頭に歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、モデルの水原希子、タレントのりゅうちぇるらが政治的発言を連発。最近では、元タレントの森下千里氏が次期衆院選で、自民党から宮城５区の公認候補として擁立される見込みだ。
「米国では有名芸能人が公然と支持政党を打ち出し、応援するほど政治参画が進んでいますが、日本もそれがようやく浸透し始めたようです」（前出関係者）
今のところ高橋の立候補は現実味がなさそうだが、芸能界でかつての政治タブーが薄れているのは間違いなさそうだ。
東京スポーツ
3/10(水) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1727d028ae4fd08da285242ba274984662686638
