3/7(日) 9:03配信
スポーツ報知
青木理氏
7日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)で、総務省の谷脇康彦総務審議官が5日の参院予算委員会で、自身がNTT側から計3回にわたり高額接待を受けたとされる週刊文春の報道を認めたことを報じた。
4日発売の週刊文春によると、谷脇氏は2020年7月3日と18年9月4、20両日、NTTグループの関連会社が運営する東京都内のレストランで、NTTデータの前社長やNTTの社長らから接待を受けた。計3回の飲食代は総額58万円を超えたとされる。
谷脇氏は国会で「全体額もその時点で認識しておらず、参加費として応分の負担をしたと認識していた」と述べた。
NTTからの接待は、総務審議官当時に山田真貴子前内閣広報官も受けていたことが判明した。山田氏は、体調不良を理由に広報官を退任している。野党から山田氏への調査を求められた加藤勝信官房長官は4日の参院予算委員会で「既に退任されていますから、当方から事実確認する立場にないと思っています」と述べた。
青木理氏は、政府が山田氏を調査しない方針に「もう辞めてるから調査しないって。在任中の問題なわけです。当然調べなくちゃダメじゃないですか。こんな詭弁にもならないような詭弁(きべん)が果たして許されるのか」と疑問を投げかけ「こういう答えをする自体があぜんとする。今の政権の問題に対する向き合い方を根本的に疑問に感じてしまう」と指摘していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ef16641857b43f7729e77b1ee6918a3f2070dab