サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台は26日の取締役会で、3億4000万円の赤字となる2021年度(2月〜2022年1月)予算案などを承認した。佐々木知広社長は「J1で戦い続けていくためにトップチームの経費を維持した。それ以外の費用は削減したが、赤字にならざるを得なかった。22年度予算は黒字化する」と語った。
21年度予算の営業収入総額は、新型コロナウイルスの影響で、入場料収入が大幅に減ると想定し、18億6200万円。感染拡大前の20年度予算と比べ、9億7900万円減となった。入場料収入は全試合の収容率を50%と想定した。スポンサー収入は10億5000万円で一定額を保った。
佐々木社長は「感染状況が見通せないため、厳しく見積もった。スポンサー収入は、ほぼ確保できる見通しなので、上積みを頑張りたい」と話した。
営業経費総額は20年度比6億3100万円減の22億800万円。レディースの経営権譲渡やグッズ販売の効率化などによる。トップチーム経費は13億円で、これまでの規模を維持した。
取締役会では20年度決算の実績推定も報告された。営業収入総額は19億8800万円、営業経費総額は25億3400万円。入場規制の緩和やスポンサー収入の増加などにより、赤字は昨年10月の見通しから1億3000万円減の5億3300万円となった。純資産を踏まえると、20年度決算時点の債務超過は1億7700万円となる見通し。
Jリーグの特例措置で、債務超過に陥っていても、クラブライセンスは21年度決算までは保証され、23年度決算までは債務超過額が増えなければ、交付される。
佐々木社長は「赤字予算ではあるが、20年度よりは減らすことができた。宮城県や仙台市の協力で、スポンサー収入の実績もできてきている。市民クラブの強みを発揮できれば、債務超過は解消できる」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d877595b059bb608476676bb37e965eebc3d1bb1
21年度予算の営業収入総額は、新型コロナウイルスの影響で、入場料収入が大幅に減ると想定し、18億6200万円。感染拡大前の20年度予算と比べ、9億7900万円減となった。入場料収入は全試合の収容率を50%と想定した。スポンサー収入は10億5000万円で一定額を保った。
佐々木社長は「感染状況が見通せないため、厳しく見積もった。スポンサー収入は、ほぼ確保できる見通しなので、上積みを頑張りたい」と話した。
営業経費総額は20年度比6億3100万円減の22億800万円。レディースの経営権譲渡やグッズ販売の効率化などによる。トップチーム経費は13億円で、これまでの規模を維持した。
取締役会では20年度決算の実績推定も報告された。営業収入総額は19億8800万円、営業経費総額は25億3400万円。入場規制の緩和やスポンサー収入の増加などにより、赤字は昨年10月の見通しから1億3000万円減の5億3300万円となった。純資産を踏まえると、20年度決算時点の債務超過は1億7700万円となる見通し。
Jリーグの特例措置で、債務超過に陥っていても、クラブライセンスは21年度決算までは保証され、23年度決算までは債務超過額が増えなければ、交付される。
佐々木社長は「赤字予算ではあるが、20年度よりは減らすことができた。宮城県や仙台市の協力で、スポンサー収入の実績もできてきている。市民クラブの強みを発揮できれば、債務超過は解消できる」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d877595b059bb608476676bb37e965eebc3d1bb1