昨年末に再婚報道があった元フジテレビアナウンサー、河野景子さん(56)が新著「コトバノケイコ」を発売し、本紙の独占インタビューに応じた。エステサロン経営者で映画製作も手掛けるジャッキー・ウー氏(年齢非公表)との再婚について「この年代の恋では“結婚しよう”より“一緒のお墓に入ろう”が胸に響いた」とユニークな決め手を告白。元横綱・貴乃花光司氏(48)と電撃離婚した時の“涙の断捨離”が、新たな一歩につながったと明かした。(阿部 公輔)
――河野さんの新著。日本語の語源の面白さや言葉の深さ、楽しさに驚きました。
「例えば“結ぶ”という言葉。調べると、日本は結ぶ文化なんです。帯を結ぶ、まげを結ぶ、友達とは絆を結び、お弁当にはおむすび…と。語源の一つは“むす”です。君が代の“苔(こけ)のむすまで”の“むす”。生す(むす)には深い意味があって“男女が出会い、子供が生まれ、育っていく”という意味。だから男の子なら息子、女の子なら娘と、どちらにも“むす”がついている。面白いでしょ」
――あらゆる語源を調べたくなりますね。
「そんなふうにみんなが言葉に興味を持つきっかけになれば」
――「結ぶ」といえば、大人の恋が結ばれそうで?
「そうきますか(笑い)」
――再婚される?
「具体的な予定はないですし、今年早々なんてないです」
――でも、結婚前提のお付き合い?
「そうですね。2人で、そうなったらいいねと話はしています」
――出会いは?
「7年前に友人の紹介で彼が経営するサロンに行くようになって。2カ月に1回くらいのペースで通っていたら、今から5年前に帰りしなに偶然出会った」
――交際に発展したのは?
「1年半ほど前。2019年夏以降」
――なぜ記憶を?
「私が引っ越したんです。それは大変で。自分一人で全部やらなきゃいけなかったんで」
――一人で!?それは大変でしたね。
「何カ月もかかりました。家を引っ越すのは大きなことで。笑ってやることではなく泣きながらの作業でした」
――涙の断捨離。
「家に一人でいること自体には何の変化も感じなかったんです。それが、その時間が全部断捨離となると…。例えば、子供が小さい時に座っていた椅子。もう使わないだろうけど、やっぱりこれは持っていこうとか。この食器。そういえばみんなで使ってたよねとか。洋服なら捨てられても、家族の思い出のものはその品定めに凄く時間がかかる。“捨てる”にも凄いエネルギーがいるんです。でも、私にとってとても大事な時間だった」
――引っ越したことがきっかけに?
「それはあったと思います。引っ越して、自分に目がいくようになったんです。新しい自分の人生に。再スタートする準備期間だった気がします」
――日本中が驚いた離婚劇でした。
「人生ってつらいことがあると、その後にそれなりの喜びがあったりする。小さなキラキラはあるんです。輝くは“影”が語源になっているそうで。輝くはキラキラだから、明滅なので明るいのと暗いのが交互にくる。暗い時がないと輝くことはできないんです。それって人生に置き換えると、つらいことも楽しいこともあるから人生に輝きが出ると思うと、乗り越えられる」
――いつその境地に?
「いろいろありましたから(笑い)」
――年を重ねた今だから言葉の重みを?
「言葉の深さをもっと知るというか。“ありがとう”にしても、有ることが難しいから“有り難う”なんだなとか。重み感じるようになったのは、年を重ねたからこそです」
――交際に発展したポイントは?
「私の心に余裕が出てきたのは大きかったと思います。息が合う、話をしていて感受性が合う。いろんな話が普通にできるんです」
――ジャッキーさんのどこが好き?
「本当に優しい。あと気持ちの強さです」
――彼からは、どこが好きだと?
「私の笑顔が好きだって言ってくれます。独身時代にやっていたアナウンサーの仕事とかを凄く褒めてくるんです。私は自信がなかったんですが、そこを認めてもらうことが、私に光を当ててもらった感じです」
――結婚しようと思った決め手の言葉は?
「この年代になってのお付き合いでは、結婚する?とか籍入れる?とかより“お墓一緒に入ろう”っていう言葉の方が、私には凄く自然で心に響きました」
略。続きはソースで
スポニチ
1/6(水) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d030dcf7e16f908cce3dc586ed716048e412845
――河野さんの新著。日本語の語源の面白さや言葉の深さ、楽しさに驚きました。
「例えば“結ぶ”という言葉。調べると、日本は結ぶ文化なんです。帯を結ぶ、まげを結ぶ、友達とは絆を結び、お弁当にはおむすび…と。語源の一つは“むす”です。君が代の“苔(こけ)のむすまで”の“むす”。生す(むす)には深い意味があって“男女が出会い、子供が生まれ、育っていく”という意味。だから男の子なら息子、女の子なら娘と、どちらにも“むす”がついている。面白いでしょ」
――あらゆる語源を調べたくなりますね。
「そんなふうにみんなが言葉に興味を持つきっかけになれば」
――「結ぶ」といえば、大人の恋が結ばれそうで?
「そうきますか(笑い)」
――再婚される?
「具体的な予定はないですし、今年早々なんてないです」
――でも、結婚前提のお付き合い?
「そうですね。2人で、そうなったらいいねと話はしています」
――出会いは?
「7年前に友人の紹介で彼が経営するサロンに行くようになって。2カ月に1回くらいのペースで通っていたら、今から5年前に帰りしなに偶然出会った」
――交際に発展したのは?
「1年半ほど前。2019年夏以降」
――なぜ記憶を?
「私が引っ越したんです。それは大変で。自分一人で全部やらなきゃいけなかったんで」
――一人で!?それは大変でしたね。
「何カ月もかかりました。家を引っ越すのは大きなことで。笑ってやることではなく泣きながらの作業でした」
――涙の断捨離。
「家に一人でいること自体には何の変化も感じなかったんです。それが、その時間が全部断捨離となると…。例えば、子供が小さい時に座っていた椅子。もう使わないだろうけど、やっぱりこれは持っていこうとか。この食器。そういえばみんなで使ってたよねとか。洋服なら捨てられても、家族の思い出のものはその品定めに凄く時間がかかる。“捨てる”にも凄いエネルギーがいるんです。でも、私にとってとても大事な時間だった」
――引っ越したことがきっかけに?
「それはあったと思います。引っ越して、自分に目がいくようになったんです。新しい自分の人生に。再スタートする準備期間だった気がします」
――日本中が驚いた離婚劇でした。
「人生ってつらいことがあると、その後にそれなりの喜びがあったりする。小さなキラキラはあるんです。輝くは“影”が語源になっているそうで。輝くはキラキラだから、明滅なので明るいのと暗いのが交互にくる。暗い時がないと輝くことはできないんです。それって人生に置き換えると、つらいことも楽しいこともあるから人生に輝きが出ると思うと、乗り越えられる」
――いつその境地に?
「いろいろありましたから(笑い)」
――年を重ねた今だから言葉の重みを?
「言葉の深さをもっと知るというか。“ありがとう”にしても、有ることが難しいから“有り難う”なんだなとか。重み感じるようになったのは、年を重ねたからこそです」
――交際に発展したポイントは?
「私の心に余裕が出てきたのは大きかったと思います。息が合う、話をしていて感受性が合う。いろんな話が普通にできるんです」
――ジャッキーさんのどこが好き?
「本当に優しい。あと気持ちの強さです」
――彼からは、どこが好きだと?
「私の笑顔が好きだって言ってくれます。独身時代にやっていたアナウンサーの仕事とかを凄く褒めてくるんです。私は自信がなかったんですが、そこを認めてもらうことが、私に光を当ててもらった感じです」
――結婚しようと思った決め手の言葉は?
「この年代になってのお付き合いでは、結婚する?とか籍入れる?とかより“お墓一緒に入ろう”っていう言葉の方が、私には凄く自然で心に響きました」
略。続きはソースで
スポニチ
1/6(水) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d030dcf7e16f908cce3dc586ed716048e412845