1/5(火) 11:08配信
スポニチアネックス
渡辺直美
タレントの渡辺直美(33)が4日深夜放送のフジテレビ「私の職業“渡辺直美”〜誰も知らない渡辺直美〜」(深夜0・25)に出演。昨年3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した志村けんさん(享年70)への後悔を明かした。
番組では、昨年12月、忙しく働く渡辺を3日間にわたって密着した。
「コントがすごい好き」という渡辺。その中で、志村さんへの思いを口に。渡辺は「レジェンドすぎて…。志村さんに憧れてこの世界でコントやりたいというのがありました」と吐露。「志村さんのコント番組『バカ殿』とかに呼んでもらえるようになって。2人だけでコントやる機会が過去2回だけあって、その時に、めちゃくちゃ緊張して、うまく自分が出せなかった。気を遣ってしまったというか。今思うと、志村さん的にもバンバン来てほしかっただろうなと」と後悔を口にした。
ある日、コントを撮る前に前室で座っていると、志村さんが横に座り、「この間やってたネタ面白かったな〜」と声を掛けてくれたといい、感謝を伝えると、志村さんはさらに「あれ、めっちゃ面白かった。普段ツッコミじゃないのに、ツッコんでたよね。すごい良かった」と褒めてくれたという。
渡辺は「なんて優しいんだろう、本番前に緊張している私をほぐすためじゃないけど、『面白かったから自信持って!』と言いたかったのかと思うんですけど、褒めてくださって…あの時は芸人やめないでおこうと思いましたよね。(芸人を)ずっとやり続けたいって」と語った。
「昔の話とか、コントの作り方とか、コントへの愛とか、志村さんのお話を生で聞けて(良かった)」としみじみ。「俺のコント見て育っただろ?」「コント見ていてわかるよ、作り方が似てるよ。音楽作りながら作ってたりするだろ?」という志村さんの言葉を明かし、「そう言われるのはうれしかったですね」と渡辺。だからこそ、過去2回の共演では悔いが残るという。「変に気を使ったり、照れたりとか、出しゃばっちゃダメかなとか、いろいろ考え過ぎてできなかったことが本当に悔しい。何も考えずに仕事するのが一番だなと。自分がやりたいことを100%やって。できなかった悔しさのほうがめっちゃ残りますね。やって失敗して、志村さんに怒られるよりも、あの時、なんで120%でぶつからなかったんだろうっていう。コントと向き合わなきゃなと思った年だった、2020年は」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f5194e380fa1695fde202e7abd2ccadace63b2e