※週刊ポスト2021年1月15・22日号
1/4(月) 16:05
2021年は誰がゴールインする?(石原さとみは2020年10月に結婚を発表、時事通信フォト)
人気女優にとって「結婚」は、その後の活動を大きく左右する一大事。2020年も多くの芸能人夫婦が誕生したが、師走に芸能マスコミを驚かせたのが戸田恵梨香(32)と松坂桃李(32)の結婚発表だ。まったく噂が無かった2人の結婚に、世間は祝福ムードに包まれた。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が語る。
【写真】前はざっくりな両肩出しのホルターネックドレスを着た深田恭子。他、ノースリーブの鈴木京香、同・米倉涼子、同・戸田恵梨香も
「戸田はヒロインを演じた朝ドラ『スカーレット』の終了後も仕事は順調です。松坂も映画『新聞記者』(2019年)で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に輝くなど、人気、実力ともに安定している。2人とも結婚によってファンが離れるタイプの役者ではなく、むしろ家庭を持つことで演技の幅が広がる。結婚でお互いがさらに飛躍できそうです」
昨年10月に一般人男性との結婚を発表した石原さとみ(34)も、今後の活躍が期待されている。
「ここのところ主演ドラマは視聴率で苦戦していた。石原は結婚を機にしばらく仕事をセーブすると見られています。出演作品をじっくり選ぶこともできるようになるので、女優として成長するチャンスになるのでは」(佐々木氏)
石原、綾瀬はるかと並ぶ“ホリプロ3人娘”の深田恭子(38)も、後を追うとみられている。芸能レポーターの石川敏男氏が言う。
「交際が報じられた不動産会社会長とゴールイン間近と囁かれています。サーフィンに熱中したり、マイペースで活動している深キョンですが、40代を前に新たな路線を考えなければならない時期でもある。“人妻”になると、新境地が拓けるのではないでしょうか」
30代女優の結婚が続くなかで、芸能マスコミが目を光らせているのは、鈴木京香(52)と長谷川博己(43)だ。
「何年も“結婚間近”と言われ続けている2人ですが、長谷川主演の大河ドラマ『麒麟がくる』が最終回を迎える2月頃に入籍するのではとみられています。それぞれが第一線で活躍を重ねた2人ですから、結婚してもマイナス面は考えにくい。むしろ菅野美穂と堺雅人のような“憧れの夫婦”として好感度が上がるはずです。夫婦共演CMのオファーも来るかもしれません」(佐々木氏)
結婚を機に海外進出もあり得るとみられているのは女優の米倉涼子(45)だ。昨年3月に、27年間在籍した事務所を退社し、個人事務所を設立した。退社前から交際が報じられていたアルゼンチン人ダンサーとの再婚が取り沙汰されている。
「独立後も仕事は安定していて、今年配信されるNetflix版『新聞記者』で主演を務めます。Netflixは制作費もギャラも破格です。米倉はブロードウェイミュージカルに主演し、英語も勉強してきた。交際相手との結婚を機に拠点をアメリカに移して、ハリウッドでの活動を視野に入れているとみられています。ハリウッドで渡辺謙のような活躍をした日本人女優はまだいません。米倉にはその可能性を感じます」(佐々木氏)
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