12/22(火) 7:05
NEWSポストセブン
武田真治と西川貴教が変えた筋肉への偏見、TV業界も注目
レザーを着ても筋肉を感じさせる武田真治
2020年に転機を迎えた芸能人と一人と言っていいかもしれない。俳優の武田真治(47才)が、11月下旬、ミュージカル『ビューティフル』の出演を終え、愛妻の元へと帰宅する場面に遭遇した。厚手の黒いレザージャケットを羽織っても、インナーの白Tシャツからは胸板の厚さが、腕回りからはたくましさが伝わってくる。
【写真6枚】車に乗り込む姿からもムキムキ筋肉を感じさせる武田真治
7月1日に、21才年下のモデルの静まなみ(26才)と結婚。9月には、サックスプレイヤーとして芸能生活30周年記念アルバム『BREATH OF LIFE』を発売と、まさに充実感あふれる日々である。
そんな武田が再ブレークした武器は、2018年夏からNHKで放送された『みんなで筋肉体操』で披露したマッチョな肉体。デビュー当時の10代はジュノン・スーパーボーイ・コンテストに優勝して、いしだ壱成(46才)とともに中世的なルックスを売りにした「フェミ男」として活躍していた印象から、正反対の姿にバラエティー番組などで引っ張りだこになった。
あるテレビバラエティー制作担当者は「マッチョキャラは、ひと昔前はナルシストな男性という面が強すぎて、女性ウケは良くなかったのです。世の流れが変わったのは、ダウンタウン松本人志さん(57才)の変身から。続いて、二枚目な武田さんが出てきて、今では本来は筋肉とは最もかけ離れたイメージだったアーティストの西川貴教さん(50才)までも。もう偏見の目は無くなりましたね」と解説した。
西川は12月12日のベストボディ・ジャパン2020日本大会のモデルジャパン部門ゴールドクラス(50〜59才)で優勝。「アラフィフ世代のマッチョが大衆に受け入れられるなんて、昭和や平成ではありえなかった現象。バラエティー番組的にはネタが作りやすくなってありがたい」と、前出のテレビ制作担当者は笑いながら話した。
武田と西川は、1年前の『みんなで筋肉体操』で共演し、西川は「いろいろとこじれ、気持ちを病み、たくさんの障害を抱えた武田真治が立ち直るさまを近くで見てきた。人知れずやってきたこと(筋トレ)がこんな風に取り上げていただいて、私ごとのようにうれしく思っています。1人の人間が筋肉によって救われ、真人間として皆さまの前に立つすばらしさ」と絶賛した。
西川も今年8月に23才年下の美女と再婚。2人が筋肉を鍛えることで、幸せな人生を勝ち得たことは間違いない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a54d2874458853a9fcec441cd885dec653a248a