12/12(土) 15:06配信
スポーツ報知
野中生萌
日本山岳・スポーツクライミング協会は12日、東京五輪代表の男女2枠目が、19年世界選手権複合の日本人2番手だった女子の野中生萌(XFLAG)と男子の原田海(日新火災)に決定したと発表した。
男女の1枠目はすでに、女子の野口啓代、男子の楢崎智亜(ともにTEAM au)に決定していた。
日本協会は、日本代表決定戦を実施して、五輪代表を決める意向だったが、国際連盟と選考基準に関して解釈の違いが生じ、昨年11月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していた。8月に聴聞会が行われ、12月11日にCASから通知を受けたという。
日本協会は12月26、27日の複合ジャパンカップで男女残り1枠を決める予定だったが、“代表決定戦”は行われることなく、五輪出場選手が確定した。日本協会は「日本代表選考ができるよう、CASにおける仲裁でベストを尽くしましたが、力及ばず、残念ながら我々の請求が容れられることはありませんでした」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51cee0aaf7cf18a5e56c55990a0bb1bdef961664