今季限りで退任する浦和の大槻毅監督(48)が残り3戦、選手に「プロフェッショナルな仕事」「個々の価値を高める」ことを呼びかけた。
11日のオンライン取材で明かしたもの。既に来季ACL出場の可能性も消滅し、目標の設定が難しい状況だが、最後まで闘う姿勢を求めた。
「勝ち、負けの負けは大槻が全て負うが、選手にはプレーする責任がある。そこは伝えています。プロフェッショナルな仕事として100%注ぐのは当然。
個人の価値を様々な人に見てもらう場でもある。持ってるものを全て出して見てもらう、そこだけは譲れない」と話した。
12日の湘南戦(埼スタ)から8日間で3試合を戦う過密日程。選手起用については「シーズン終盤でケガ人も出て来た。選択肢も多くない中、フレッシュな選手もいる。
そういう選手がどうチームに貢献してくれるか、僕自身も出る選手本人も楽しみにしていると思う」と若手を含めたフレッシュな陣容も示唆した。
また9年連続2桁得点とJ1通算得点で歴代3位の中山雅史(157点)の記録にダブル王手を懸けているFW興梠慎三についても言及。
「(7月の)横浜FC戦で(腰を)負傷した後、彼は1度も練習を外れていない。皆勤賞です。個人でも研鑽を積み、他の選手にもいい影響を与えている。
観察力、アイデア、落ち着き。自分の身体的な特性とフィーリングをアジャストさせる感性は素晴らしい」と絶賛。残り3戦での快挙達成を期待していた。
12/11(金) 18:55配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/678ff9173c6659fcab89572ef45badcef57f0668