サッカー界で最も影響力のある代理人の1人として知られるミノ・ライオラ氏が、歴史上最も完成された選手としてミランFWズラタン・イブラヒモビッチの名前を挙げた。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。
バルセロナのFWリオネル・メッシとユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが8日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループG第6節で2018年5月のエル・クラシコ以来、約2年半ぶりの直接対決を迎え、大きな注目を集めた。試合はC・ロナウドの2ゴールなどでアウェーのユベントスが3-0の完勝。ユベントスが首位、バルセロナが2位での決勝トーナメント進出となっている。
ライオラ氏は同日、イタリア『トゥット・スポルト』のインタビューで2大スターの偉大さを認めた上で、自身の顧客でもあるイブラヒモビッチは別格だと主張した。
「私は大ファンであるクリスティアーノ・ロナウドとメッシの間で、いつもポルトガル人に魅力を感じている。しかし、ズラタン(イブラヒモビッチ)は別の惑星の選手だ。サッカー史上最も完成度の高い選手といえる。彼はメッシの才能とクリスティアーノの意志を持っているんだ」
「ズラタンはズラタンだ。もう何も付け加える必要はない。事実が全てを物語っている」
イブラヒモビッチは今季セリエAで6試合に出場し、得点ランキング首位の10ゴールを記録。39歳とは思えない異次元のパフォーマンスを見せ、首位を快走するミランをけん引している。メッシとC・ロナウドがしのぎを削ったラ・リーガでもプレー経験があり、バルセロナ時代の2009–10シーズンに公式戦45試合で21ゴールを挙げた。
ライオラ氏は「(当時インテルを退団した)彼の夢はバルセロナに行くことだった。その後、ペップ・グアルディオラとの問題があったが、それは事前に誰も想像ができなかったんだ」と、わずか1年で終わりを迎えたスペイン時代を振り返っている。
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