公共の多目的トイレなどでの不倫三昧を報じられて以降、活動自粛を理由にメディア取材から逃げていた渡部建(48)。しかしながら、芸能界への復帰プランはご破算となったようだ。
理由はもちろん、笑えもしない茶番劇に終わった100分超の囲み会見。日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の年末特番の収録に参加し、すでに仕事復帰しているにもかかわらず、「自分の口からは言えない」と苦悶の表情で渡部はそれを否定し続けた。復帰へ向けたみそぎの会見でありながら、あくまで「謝罪会見」と言い張った。なぜか。番組にサプライズで登場するシーンをすでに撮っていたため、出演を口外しないとの約束を優先したのである。
渡部にオファーを出し、復帰をお膳立てしたのは、彼がレギュラー出演していた同局「行列のできる法律相談所」の中心スタッフ。「ガキ使」は年末特番だけ「行列のできる」チームが音頭を取っていて、その演出をやっている日テレのエースが動いたのだ。実はこのプロデューサー氏も以前、番組のアシスタントプロデューサーに手を出したとかで、それが会社にばれて騒動の渦中の身になったことがある。それだけに渡部に対して寛容というか、温情をかけたという説が業界内では囁かれている。しかし、それもお蔵入り。世間の批判が根強いことを考慮して局が判断したと伝えられるが、実情はどうか。内側から見るとダウンタウン松本人志(57)が渡部の生殺与奪を握っているように見えるのだ。
■「共演は当分無いと思うよ〜」
現在のお笑い界の頂点に君臨する松本は会見直前、SNSで「オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜」とつぶやいた。サプライズ出演シーンが見送られたのは、実はこの瞬間だったのではないかといわれている。渡部は復帰のためにやった会見直前、はしごを外されていたとすれば、これは喜劇であり悲劇だ。
松本は渡部についてこんなことも言っている。相方の児嶋一哉(48)と「ちゃんと向き合うのが一番大事じゃないか」と。アンジャッシュの渡部として、コンビで会見すればまだましな展開になったのではとの声があるが、松本がアドバイスするように、おそらく今後はその方向へと舵は取られていくのだろう。そう、松本が言ったからだ。
大失敗に終わった会見でタレント生命が風前のともしびとなった渡部。生きるか死ぬか。命運は松本が握っている。
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