12/4(金) 9:26配信
日刊ゲンダイDIGITAL
いまはとっても人気者(C)共同通信社
年の瀬の風物詩、「2020年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。年間大賞は「3密」、トップ10には、「Go Toキャンペーン」「アベノマスク」「オンライン○○」「アマビエ」など、新型コロナ関連の用語が多数並んだ。そんな中、エンタメ関連では、「鬼滅の刃」「愛の不時着」に並び「フワちゃん」が選出された。
「ユーチューバー芸人」として、自撮り棒片手に独特のファッションに身を包み、緊急事態宣言下、リモート収録を余儀なくされていたテレビ界を席巻。年長者相手にタメ語も辞さず、ダミ声で傍若無人な本音トークを爆発させた。
上半期だけでも100番組以上出演しているとみられ、自身のユーチューブ番組のチャンネル登録者数は70万人を超える。まさに大ブレークしたフワちゃんだが、流行語大賞受賞に関しては、ある説が囁かれる。週刊誌芸能記者が話す。
「流行語大賞にその芸人のギャグが選出されると、いわゆる“一発屋”となってしまい、翌年にはその芸人は消えるというジンクスがあります」
確かに、2000年以降のトップ10を見てみると、「なんでだろ〜」(03年)、「って言うじゃない……/○○斬り!/残念!!」(04年)、「フォーー!」(05年)、「そんなの関係ねぇ」(07年)、「グ〜!」(08年)、「ラブ注入」(11年)、「ワイルドだろぉ」(12年)、「ダメよ〜ダメダメ」(14年)、「安心してください、はいてますよ」(15年)、「PPAP」(16年)、「35億」(17年)など、今となっては懐かしいギャグがズラリと並ぶ。
実際には、テレビでの露出は減っても舞台や営業で活躍している人は多いのだが、人物そのものが選出されてしまったフワちゃんにもこのジンクスは当てはまってしまうのか。さるバラエティー番組関係者はこう話す。
■3カ月は持つ
「彼女はとっぴなキャラクターでありながら、テレビがよく分かっていて、危ないことは言わないし、重宝されています。スタッフ受けもいい。ただ、確かにノリとしては一発屋に近い。今がまさにピークですから、通常、『ピークから3カ月は持つ』と言われますが、来年以降は分かりません。ひとつのパターンにとどまらず、キャラクターやトーク力を磨いていけるかでしょうね」
人気者にはつきものだが、SNS上では「うるさいだけ」などのアンチも多いフワちゃん。
折しも、ワイドショーのコメンテーターとして10月から初参戦していた「グッとラック!」(TBS系)は、視聴率不振のため、番組自体が来春で打ち切りと報じられたばかり。
流行語大賞受賞後の“2年目のジンクス”を彼女は、無事、乗り越えることができるか――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ba768983e51432a93228b34082638138d310dfc
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いまはとっても人気者(C)共同通信社
年の瀬の風物詩、「2020年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。年間大賞は「3密」、トップ10には、「Go Toキャンペーン」「アベノマスク」「オンライン○○」「アマビエ」など、新型コロナ関連の用語が多数並んだ。そんな中、エンタメ関連では、「鬼滅の刃」「愛の不時着」に並び「フワちゃん」が選出された。
「ユーチューバー芸人」として、自撮り棒片手に独特のファッションに身を包み、緊急事態宣言下、リモート収録を余儀なくされていたテレビ界を席巻。年長者相手にタメ語も辞さず、ダミ声で傍若無人な本音トークを爆発させた。
上半期だけでも100番組以上出演しているとみられ、自身のユーチューブ番組のチャンネル登録者数は70万人を超える。まさに大ブレークしたフワちゃんだが、流行語大賞受賞に関しては、ある説が囁かれる。週刊誌芸能記者が話す。
「流行語大賞にその芸人のギャグが選出されると、いわゆる“一発屋”となってしまい、翌年にはその芸人は消えるというジンクスがあります」
確かに、2000年以降のトップ10を見てみると、「なんでだろ〜」(03年)、「って言うじゃない……/○○斬り!/残念!!」(04年)、「フォーー!」(05年)、「そんなの関係ねぇ」(07年)、「グ〜!」(08年)、「ラブ注入」(11年)、「ワイルドだろぉ」(12年)、「ダメよ〜ダメダメ」(14年)、「安心してください、はいてますよ」(15年)、「PPAP」(16年)、「35億」(17年)など、今となっては懐かしいギャグがズラリと並ぶ。
実際には、テレビでの露出は減っても舞台や営業で活躍している人は多いのだが、人物そのものが選出されてしまったフワちゃんにもこのジンクスは当てはまってしまうのか。さるバラエティー番組関係者はこう話す。
■3カ月は持つ
「彼女はとっぴなキャラクターでありながら、テレビがよく分かっていて、危ないことは言わないし、重宝されています。スタッフ受けもいい。ただ、確かにノリとしては一発屋に近い。今がまさにピークですから、通常、『ピークから3カ月は持つ』と言われますが、来年以降は分かりません。ひとつのパターンにとどまらず、キャラクターやトーク力を磨いていけるかでしょうね」
人気者にはつきものだが、SNS上では「うるさいだけ」などのアンチも多いフワちゃん。
折しも、ワイドショーのコメンテーターとして10月から初参戦していた「グッとラック!」(TBS系)は、視聴率不振のため、番組自体が来春で打ち切りと報じられたばかり。
流行語大賞受賞後の“2年目のジンクス”を彼女は、無事、乗り越えることができるか――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ba768983e51432a93228b34082638138d310dfc