【スペイン・セビリア30日(日本時間1日)発】スペインリーグ第11節が行われ、エイバルのFW武藤嘉紀(28)が敵地のベティス戦で移籍後初ゴールをマークした。試合は2―0で勝ち、チームは今季3勝目で勝ち点13の12位に浮上した。
武藤はFW乾貴士(32)とともに先発出場。前半から献身的な動きを見せて攻撃のアクセントになると、0―0で迎えた後半4分に歓喜の瞬間は訪れた。左CKを中央のDFエステバン・ブルゴス(28)が頭でフリックすると、左に流れたボールに反応した武藤が左足を伸ばして押し込んだ。
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルから期限付き移籍で今季から加入し、出場8試合目でうれしい初ゴール。公式戦のゴールはニューカッスル時代の昨年8月28日のリーグ杯レスター戦以来、461日ぶりとなった。
武藤の先制弾とは対照的に、乾は運に見放された。前半34分、MFブライアン・ヒル(19)のヘディングシュートをGKがはじいたところに詰めてゴールネットを揺らしたが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の検証でゴールは幻に。2―0で迎えた後半43分にはペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得したが、後半?分に武藤と交代して入ったFWセルジ・エンリヒ(30)がPKを失敗。フル出場で攻撃陣をけん引したものの、数字として残る結果は得られなかった。
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東京スポーツ 12/1(火) 8:00
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