日本代表対パナマ代表の国際親善試合が現地時間13日に行われ、日本代表が1-0で勝利を収めた。ブラジルメディア『グローボエスポルチ』では、後半から交代出場したMF遠藤航をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選んでいる。
前半はパナマにゴールを脅かされる場面もあり、スコアレスドローで折り返した森保ジャパン。後半には南野拓実が自ら獲得したPKを決めて先制し、追加点は奪えなかったが終盤には10人の相手に対して立て続けにチャンスを生み出していた。
『グローボエスポルチ』では「日本は3バックでの戦いも良いオプションになり得ることを示した」とのタイトルでこの一戦について詳報。日本代表の戦い方について分析し、個々の選手についても採点と評価を記している。
特に高く評価されているのは、後半開始から交代出場してボランチに入った遠藤。10点満点で「7.0」の採点をつけてMOMに選び、「後半にチームを改善した立役者の一人。ほぼ全てのデュエルに勝利し、ボールロストは一度だけだった。攻撃に繋がるパスも良く、エリア前でFKも獲得。ブンデスリーガでの好調を代表チームにも持ち込んだ」と評している。
久保建英と鎌田大地も遠藤と並ぶ「7.0」と高めの評価。久保については「初ゴールはまだだが非常に期待を高めるパフォーマンス」、鎌田については「彼にとって代表でのベストゲーム。わずか20分で浅野(拓磨)を3回、三好(康児)を1回ゴール前に送り込んだ」とコメントしている。
その他の選手たちの採点は植田直通、板倉滉、南野、原口元気が「6.5」、GK権田修一、室屋成、橋本拳人、三好、浅野が「6.0」、吉田麻也と柴崎岳が「5.5」。長友佑都が「5.0」で単独最低点とされ、「ほとんど攻撃に顔を出さなかった。チームが前半に低調だった一因」と述べている。
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