2020年11月04日 テレビ
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1960年代にテレビシリーズが放送され、ハリソン・フォードさん主演の映画もヒットしたサスペンスアクション「逃亡者」を、俳優の渡辺謙さんと豊川悦司さんでリメークする「ドラマスペシャル『逃亡者』」(テレビ朝日系)が、12月5、6日の2夜連続で放送されることが11月4日、明らかになった。追加キャストとして三浦翔平さん、夏川結衣さん、稲森いずみさん、杉本哲太さん、村田雄浩さん、余貴美子さん、宇梶剛士さん、火野正平さん、原沙知絵さん、藤本隆宏さん、岩男海史さん、篠井英介さんが出演することも発表された。
「逃亡者」は、妻を殺した容疑をかけられた医師が、無実を証明するために逃走を繰り広げる姿を描く。1993年には映画化され、フォードさん演じる主人公の医師を追い詰める保安官を演じたトミー・リー・ジョーンズさんが、アカデミー賞助演男優賞を受賞した。
日本版リメークは、現代の日本を舞台にストーリーを再構築。東京都内の高級住宅街で、エリート外科医・加倉井一樹(渡辺さん)の妻が惨殺される事件が起こる。加倉井は現場に居合わせたが、現場から逃走を図る義手の男と格闘し、気絶する。加倉井は義手の男が犯人だと訴えるが、逮捕起訴され裁判で死刑判決が下される。絶望の底に突き落とされた加倉井だったが、移動中に護送車がテロリストに襲撃され、横転した車の中から逃げ出すことに成功。特別広域捜査班の保坂正巳(豊川さん)の捜査の手が迫る中、加倉井は逃亡を続ける……というストーリー。テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャルとして放送される。
“逃亡者”加倉井に関わる人物として、夏川さんが殺される加倉井の妻・陽子、杉本さんが加倉井の親友の内科医・宮島光彦、稲森さんが加倉井と宮島の後輩の内科医・松崎美里、村田さんが加倉井と宮島の同期の外科医・石森卓、余さんが逃亡中の加倉井を自宅にかくまう窃盗の常習犯の米本花江、火野さんが逃走中の加倉井が立ち寄った古着屋の店主・大久保礼芸、宇梶さんが元警視庁警部補の大磯智久をそれぞれ演じる。
“追跡者”保坂の部下で、FBIで研修を積んで帰国したばかりのキャリア・鴨井航を三浦さん、公安部出身で、保坂の過去を知る唯一の班員・柏木弥生を原さん、武闘派の班員・近藤俊也を藤本さん、頭脳明晰(めいせき)な班員・高田栄太を岩男さん、加倉井を逮捕し、義手の男と争ったという加倉井の主張を作り話と決めつけた浅野和志を篠井さんが、それぞれ演じる。