「Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka」
2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
【写真】試合後、裕樹の手を挙げる那須川天心
▼メインイベント(第15試合)Mr.RISE Final Match -58.0kg契約 3分3R延長1R
〇那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
KO 2R 2分56秒 ※飛びヒザ蹴り
×裕樹(ANCHOR GYM/RISE三階級制覇)
2014年7月のプロデビュー以来、キックボクシング36戦全勝(27KO)、MMA4戦全勝(3KO)、MIXルール1勝(1KO)と驚異の快進撃が止まらない那須川の今回の対戦相手は“Mr.RISE”と呼ばれた裕樹。
38歳の裕樹は長年にわたってRISEで活躍し、RISE初で唯一の三階級制覇を達成。“鬼のローキック”と呼ばれる強烈なローを武器に国内外の強敵と戦ってきたが、今回引退試合を迎えることになった。通常、那須川は57.0kg以上では試合を行わないが、裕樹の引退試合ならということで59.5kg契約を快諾も、裕樹がRISEフェザー級の58.0kg契約を希望。過酷な減量を経てリングに立った。
1R、開始早々、那須川がスーパーマンパンチで先制。速いパンチのコンビネーションでアタックを仕掛け、至近距離での左ショートストレートでダウンを奪う。左ボディ、左右フックからの左ストレートと次々仕掛けていく那須川。強烈な左ミドルキックが快音を発する。左ストレートを裕樹がブロックしてもすかさずヒザをボディに突き刺す。左ボディストレート、右フックと那須川の強打が決まるが、裕樹は那須川を見据える。ガードを固めて前に出る裕樹に那須川が左ストレートをヒットさせて初回は終了。両者笑顔を交わす。
2R、前に出る裕樹へ那須川は次々とパンチを当て、ストレート連打で踏み込むと同時に左ストレートで裕樹を吹っ飛ばしてダウンを奪う。ローを蹴ろうとする裕樹へ速い連打、そして飛びヒザ蹴りを放つ那須川。裕樹は左ロー、右ローを蹴るが、那須川の連打が決まりスタンディングダウン。
裕樹の右ローに左ストレート、裕樹は打ち合いに行き、那須川はノーガードで“打って来い”と誘う。裕樹のパンチを4発受けた那須川は、倍以上のスピードで猛然と打ち返す。それでもなおも打ち合いに行く裕樹。那須川は左ストレート、右フック、そして最後は前へ出てくる裕樹へ高く飛び上がっての飛びヒザ蹴りが炸裂。
バッタリと倒れる裕樹。KO勝ちした那須川は正座して深々とお辞儀。「ありがとうございました」と、泣き顔で裕樹に礼を述べる。最後は笑顔で握手を交わした。
那須川はマイクを持つと「なんですかね、なんだろう…非常に感慨深いというか裕樹さんには本当に昔からお世話になっていて。エキシビションをやったり、セミナーをやったり、一緒にご飯を食べたりとか思い出があったんですが、引退試合としてそういう想いを殺して望みました。裕樹さん、ありがとうございました。なかなかこれから裕樹選手みたいな選手ってなかなか現れないと思うので、最後にこの試合ができて嬉しいです。裕樹さんの息子さんが僕と試合をやると言って、勝てないやろと言っていたと聞きました、息子君、きみのお父さんは最高のファイターだったよ。お父さん、カッコ良かったでしょう? 最高の試合が出来て良かったです。僕もこれからまだまだ強くなるので、たくさん応援をよろしくお願いします」と、裕樹を称えた。
裕樹は「皆さん、本当にすいません、ちょっとね、言葉にならないんですけれどこんな素晴らしい舞台を用意してくれたRISEさん、そして最後の相手をしてくれた那須川天心選手ありがとうございました。子供たちにカッコいい姿を見せたかったんですけれど、どうやったパパ、カッコよかった?(うなずく2人)それだけでいいですわ。天心君、本当にありがとう。16歳の頃からリアルディールに入ってキックボクシングを始めて強くなりたい一心でやって来ました。
最後に世界一の男と拳を交えて戦えたことを嬉しく思います。夢とは最後まで思い続ければ叶うんだなって少しは証明できたかなと思います。ずっと強くなりたいと思ってやってきました。少しは近づけたかなと思います。最後に、ずっと20歳の頃から寄り添ってくれた妻に心から感謝したいと思います。本当にありがとう。最後ちょっとカッコ悪かったけれど、あなたのおかげで僕はずっと続けてこれたし、楽しかった。最高の格闘技人生でした」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8df49bcdb64346d2240d206409c843409f62a8f6
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11/1(日) 20:38配信
那須川天心vs裕樹
2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
【写真】試合後、裕樹の手を挙げる那須川天心
▼メインイベント(第15試合)Mr.RISE Final Match -58.0kg契約 3分3R延長1R
〇那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
KO 2R 2分56秒 ※飛びヒザ蹴り
×裕樹(ANCHOR GYM/RISE三階級制覇)
2014年7月のプロデビュー以来、キックボクシング36戦全勝(27KO)、MMA4戦全勝(3KO)、MIXルール1勝(1KO)と驚異の快進撃が止まらない那須川の今回の対戦相手は“Mr.RISE”と呼ばれた裕樹。
38歳の裕樹は長年にわたってRISEで活躍し、RISE初で唯一の三階級制覇を達成。“鬼のローキック”と呼ばれる強烈なローを武器に国内外の強敵と戦ってきたが、今回引退試合を迎えることになった。通常、那須川は57.0kg以上では試合を行わないが、裕樹の引退試合ならということで59.5kg契約を快諾も、裕樹がRISEフェザー級の58.0kg契約を希望。過酷な減量を経てリングに立った。
1R、開始早々、那須川がスーパーマンパンチで先制。速いパンチのコンビネーションでアタックを仕掛け、至近距離での左ショートストレートでダウンを奪う。左ボディ、左右フックからの左ストレートと次々仕掛けていく那須川。強烈な左ミドルキックが快音を発する。左ストレートを裕樹がブロックしてもすかさずヒザをボディに突き刺す。左ボディストレート、右フックと那須川の強打が決まるが、裕樹は那須川を見据える。ガードを固めて前に出る裕樹に那須川が左ストレートをヒットさせて初回は終了。両者笑顔を交わす。
2R、前に出る裕樹へ那須川は次々とパンチを当て、ストレート連打で踏み込むと同時に左ストレートで裕樹を吹っ飛ばしてダウンを奪う。ローを蹴ろうとする裕樹へ速い連打、そして飛びヒザ蹴りを放つ那須川。裕樹は左ロー、右ローを蹴るが、那須川の連打が決まりスタンディングダウン。
裕樹の右ローに左ストレート、裕樹は打ち合いに行き、那須川はノーガードで“打って来い”と誘う。裕樹のパンチを4発受けた那須川は、倍以上のスピードで猛然と打ち返す。それでもなおも打ち合いに行く裕樹。那須川は左ストレート、右フック、そして最後は前へ出てくる裕樹へ高く飛び上がっての飛びヒザ蹴りが炸裂。
バッタリと倒れる裕樹。KO勝ちした那須川は正座して深々とお辞儀。「ありがとうございました」と、泣き顔で裕樹に礼を述べる。最後は笑顔で握手を交わした。
那須川はマイクを持つと「なんですかね、なんだろう…非常に感慨深いというか裕樹さんには本当に昔からお世話になっていて。エキシビションをやったり、セミナーをやったり、一緒にご飯を食べたりとか思い出があったんですが、引退試合としてそういう想いを殺して望みました。裕樹さん、ありがとうございました。なかなかこれから裕樹選手みたいな選手ってなかなか現れないと思うので、最後にこの試合ができて嬉しいです。裕樹さんの息子さんが僕と試合をやると言って、勝てないやろと言っていたと聞きました、息子君、きみのお父さんは最高のファイターだったよ。お父さん、カッコ良かったでしょう? 最高の試合が出来て良かったです。僕もこれからまだまだ強くなるので、たくさん応援をよろしくお願いします」と、裕樹を称えた。
裕樹は「皆さん、本当にすいません、ちょっとね、言葉にならないんですけれどこんな素晴らしい舞台を用意してくれたRISEさん、そして最後の相手をしてくれた那須川天心選手ありがとうございました。子供たちにカッコいい姿を見せたかったんですけれど、どうやったパパ、カッコよかった?(うなずく2人)それだけでいいですわ。天心君、本当にありがとう。16歳の頃からリアルディールに入ってキックボクシングを始めて強くなりたい一心でやって来ました。
最後に世界一の男と拳を交えて戦えたことを嬉しく思います。夢とは最後まで思い続ければ叶うんだなって少しは証明できたかなと思います。ずっと強くなりたいと思ってやってきました。少しは近づけたかなと思います。最後に、ずっと20歳の頃から寄り添ってくれた妻に心から感謝したいと思います。本当にありがとう。最後ちょっとカッコ悪かったけれど、あなたのおかげで僕はずっと続けてこれたし、楽しかった。最高の格闘技人生でした」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8df49bcdb64346d2240d206409c843409f62a8f6
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11/1(日) 20:38配信
那須川天心vs裕樹