スポーツ報知
宮崎謙介氏、政界復帰の可能性に言及「いつかまた死ぬまでの間に1回くらいは立候補させてもらえたら」
宮崎謙介氏
TBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・後1時55分)では28日、10万円の特別定額給付金について、麻生太郎財務相が「預金に回った。もっと貧しい人にいっておけばもっと全体にはよかった」と述べたことについて取り上げた。
元衆院議員の宮崎謙介氏(39)は「麻生さんの発言というのは、表現の仕方は元々ああいう方ですので、(永田町)かいわいのみなさまも、また麻生さんが言っちゃってるなという感じで見てらっしゃると思う」とコメントした。
「この内容自体に関しては、経済学の視点からいくと、お金を流通させるという意味では、『実際は滞ってしまっていますよ、貯蓄に回ってますよ』という観点で話されてると思うんですが、やっぱり政治家として話をされる時は、国民の皆さんがコロナ禍で相当不安を抱えていらっしゃる。その不安のために貯蓄に回された方も、そこに寄り添うのが政治家なんだよと、私なんかは思うんですよね。『麻生さんはその辺を見直すべきなんじゃないかな』と思っている政治家がすごく多いと思うんですよね」とした。
一方で「もう1個、見方があるとすれば、麻生さんは財務大臣でいらっしゃいますので、今回、長島(昭久)議員たちが提言を持ってきましたよね。5万円の給付で。それを総理が乗っかる形でやりましょうという話をした中で、やっぱり財務省側の方はちょっと出したくないので、ちょっとこれブレーキかけたいなというので、麻生さんに話してもらっているという側面もあるんですよ」と解説した。
また、麻生財務相の印象については「相当、大御所感はあるんですけど、意外と子分というか派閥の若手議員なんかからすると、すごく慕われてるんですね」と説明。青年局長になった牧島かれん議員が、麻生財務相から頭を4回ポンポンポンポンとなでられて祝福された時に「きょうはシャンプーしない」というくらい喜んでいたというエピソードを紹介し、「なので、麻生さんというのはとっつきにくいというよりすごい存在なんですよ」とし、「あえて嫌な事を言ってるという側面もありますね」と話した。
さらに番組では、自身が議員辞職する際に所属の二階俊敏幹事長から急きょ送別会を開いてもらったことを明かした。その時の二階幹事長から「なかなかいざ辞めるかどうかという判断は出来ないものだ。心残りだとは思うけれど、今からスタート、本当に大変だと思うけれども、またここにはい上がってきてほしいみたいなことをおっしゃったんですよ」とし、この言葉に泣いてしまったと当時を振り返ってしんみりした。
今後の可能性については、「あのあといろいろと私も反省しましてですね、自分の身の丈もよく分かっておりますので、いつかまた死ぬまでの間に1回くらいは立候補させてもらえたらうれしいなと思ってます」と、「死ぬまでにですよ。だから10年、20年先かもわからない」としつつも、政界への返り咲きにも意欲も見せた。
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