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![【バスケット】「コロナ感染しても、自分を責めないで」 Bリーグが選手説明会 [鉄チーズ烏★]->画像>2枚](https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/07/13/20200713k0000m050138000p/8.jpg)
バスケットボール男子のBリーグは31日、10月の開幕を前に選手を対象とした新型コロナウイルス感染対策の説明会をオンラインで実施した。3人の感染者が出たA東京は安藤誓哉主将がチームでの経験を振り返り、「感染対策を徹底しても誰でも感染してしまう状況にある。それだけ新型コロナウイルスは身近なものだと感じた」と語った。
A東京は緊急事態宣言の解除後、消毒や練習以外でのマスク着用、私用での外出自粛、PCR検査など感染対策を徹底していた。しかし、8月13日に日本代表の主力である田中大貴ら3選手がPCR検査で陽性判定を受け、いずれも無症状で10日間の隔離生活を余儀なくされた。チームも2週間の自粛要請を受けた。
安藤は「精神的にも肉体的にも追い込まれ、誰が悪いわけでもないのに一人で隔離状況を過ごすのはとても大変だった」と仲間の心境を代弁。「感染者が悪いのではない。チーム内に感染者が出ても優しく接してあげてほしい」と訴えた。
島田慎二チェアマンは「ウイルスが忍び寄ってくることを実感していて、全試合を滞りなく開催していくのは難しい。感染した場合でも自分を責めることなく、仲間のみんなも感染者のサポートをしてほしい。大事なのは陽性者を非難しないこと」と呼びかけた。【浅妻博之】