8/11(火) 5:00 サンケイスポーツ
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相武と同じく感情表現が豊かと評判の駒井。今後ブレークすること必至だ
![【芸能】“ポスト・相武紗季”駒井蓮が単独初主演 故郷・青森が舞台の映画「いとみち」 [湛然★]YouTube動画>4本 ->画像>4枚](https://amd.c.yimg.jp/amd/20200811-00000513-sanspo-000-1-view.jpg)
パナソニックのCMなどで知られる新進女優でモデル、駒井蓮(19)が、故郷・青森を舞台にした映画「いとみち」(横浜聡子監督、来年公開)で単独初主演を飾ることが10日、分かった。内気な女子高生がメイドカフェのアルバイトを通じて成長する物語で、父親役には豊川悦司(58)が決定。“ポスト・相武紗季”の呼び声も高い駒井。キュートなメイド姿に「萌(も)え〜」なファンが急増しそうだ。
実生活では慶大文学部在学中。清潔感と知性あふれる駒井が故郷に錦を飾る。
原作は作家、越谷オサム氏の同名青春小説。人見知りで、泣き虫、友人もいない青森県弘前市の女子高生、相馬(そうま)いとが、メイドカフェのアルバイトをきっかけに成長する姿を描く。そこで主演に抜てきされたのが、駒井だ。
初々しい演技が話題をよんだ大塚製薬「ポカリスエット」(2014年)をはじめ、最近ではパナソニックのキャンペーン「Every Day is a Sunny Day」、「いのりの老舗 はせがわ」など数々のCMに出演する注目株。えくぼのできる笑顔などが事務所の先輩女優、相武紗季(35)とそっくりと評判。製作サイドは駒井の起用理由について「津軽弁を話せるのが決め手。むくな印象も重なった」と説明する。
駒井は劇中、メイド姿で「お帰りなさいませ、ご主人様〜」と甘え声を出す一方、主人公の特技である津軽三味線も披露。自身は歌もピアノ、ギター演奏も好きだが、津軽地方・平川市出身とはいえ津軽三味線を弾いた経験がない。今年初めからプロの先生に習い、特訓を続ける毎日だ。
9月中旬から全編、青森ロケ。駒井は「じょっぱり(意地っ張り)なヒロインの性格は私とそっくり」とほほ笑み、「東京暮らしは丸4年になりますが、両親の住む青森の空気がふと恋しくなることもあります。コロナ禍の今は人と関わり触れ合うことがなかなか難しい状況ですが、そんな時だからこそつむげる心と心の糸を大切に表現したい」と静かに燃えている。
娘を見守る父親で大学教授(民俗学者)役のトヨエツは「役者として横浜監督に、父親として駒井さんに、旅人として青森に恋をしたい。きっと素敵な映画になる気がします」。駒井との初対面を楽しみにしている。
★物語
人見知りの自分を変えたいと一念発起し、青森市内のメイドカフェでアルバイトを始めた、いと(駒井)。少しあやしげな店長、シングルマザーの先輩メイド、風変りな常連客たちの中で、やがて本当の自分を見つけ出す。いとが通学に使うJR五能線、悩みをかかえて見つめる陸奥湾や古川市場、岩木山など、青森の名所が随所に登場。オール津軽ロケで、青森愛あふれる津軽弁ムービーが誕生する。ちなみに「いとみち」とは三味線奏者の指先にできる細い溝のこと。
駒井 蓮(こまい・れん)
2000(平成12)年12月2日生まれ。青森・平川市出身。16年、映画「セーラー服と機関銃−卒業−」で女優デビュー。同年、フジテレビ系「キャリア〜掟破りの警察署長〜」でドラマデビューした。
18年の映画「名前」で津田寛治(54)とダブル主演。今年10月23日公開の映画「朝が来る」(河瀬直美監督)にも出演する。両親は青森の小学校教師で、4姉妹の3女(双子の姉)。似顔絵も趣味。165センチ。
(おわり)