新型コロナウイルスの感染者増加を受け、神奈川県が感染拡大を防ぐため「神奈川警戒アラート」を発令した今月17日の夜に、
黒岩祐治知事が横浜市内でプロ野球の試合をプライベートで観戦していたことが明らかになった。
県民に注意喚起を呼びかける中での知事の行動は議論を呼びそうだ。
黒岩知事は同日夕に警戒アラートを発令した後、西村康稔経済再生担当相とテレビ会議を実施。
その後、公用車で横浜スタジアムに赴き、横浜DeNAベイスターズと読売ジャイアンツ(巨人)の試合を観戦した。
県によると観戦は公務ではなく、プライベートの扱いだったという。
黒岩知事は28日、自身のツイッターで野球観戦について説明。
「神奈川警戒アラートは『感染防止対策取組書非掲示店には行かないで』と呼びかけたもので、外出自粛などは求めていません」と前置きした上で、
「DeNAが観客を入れた最初の試合、どんな風に感染防止対策をしながら試合をするのか、ぜひ観て欲しいとのお申し出があり、観戦に出かけたものです」と釈明した。
警戒アラートは28日現在も継続中で、県民や事業者に「3密」の回避や感染防止対策がされていない場所の利用自粛、テレワークや時差出勤の徹底を要請。
黒岩知事は県のホームページで「みなさんには、改めて、ウイルスは身近にあるという意識をもって、徹底用心をお願いします」と呼びかけている。
7/28(火) 19:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d43fc4c2cddfb03c352770679f24d190b6080f66