2020年07月14日07時19分
プロ野球は東日本大震災から10年となる2021年のオールスターゲームを、被災地の仙台市にある楽天生命パーク宮城で開催する方向であることが13日、分かった。復興支援活動の一環で、7月の東京五輪開幕前に行う予定。
同球場でオールスター戦が開催されるのは震災があった11年以来(当時の球場名はクリネックススタジアム宮城)。この年は当初ナゴヤドーム、東京ドーム、QVCマリン(現ゾゾマリン)で開催される予定だったが、東京ドーム分を振り替えて第3戦として行われた。パ・リーグは地元楽天の田中将大(現米大リーグ・ヤンキース)、セ・リーグは仙台市出身のヤクルトの由規(現楽天)が先発した。
18年には、16年の地震で大きな被害が出た熊本市のリブワーク藤崎台(藤崎台県営野球場)でオールスター戦が開催された。
今年7月に開催予定だったオールスター戦は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、13日の12球団オーナー会議で来年は実施することが確認された。
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