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2020-06-25
累計700万部突破の大人気古書ミステリー「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの最新刊『ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜』(メディアワークス文庫)が、7月18日に発売されることが決定した。今作では、1冊まるごと横溝正史をテーマにストーリーが展開する。
同作は、鎌倉の片隅にある古書店「ビブリア古書堂」の女店主・篠川栞子と店で働く青年・五浦大輔が、古書をめぐる謎や秘密を解き明かしていくミステリー。古書に対しては人一倍の情熱と知識を持つ主人公・栞子の魅力的なキャラクター像が男女共に幅広い層から支持され、コミック化やドラマ化、映画化もされた。
最新作の発売を記念して、公式サイト( https://biblia.jp/ )もリニューアルオープン。著者の三上延氏からのコメント、登場人物紹介なども公開されている。
■三上延氏コメント
今回の新作は1冊まるごと横溝正史です。もし栞子と大輔が、古書の謎を完全に解くことができず、長い年月をまたいで再び挑むことがあったら――。
そんな考えが、横溝の小説と結びついたのが出発点でした。本作では結婚したばかりだった頃の過去の栞子たちだけではなく、私たちが今生活している現在に近い時間軸の2人も描いています。そして、さらに未来で成長した娘の扉子も。
今後も篠川家とビブリア古書堂がどう変化していくのか、次の世代である扉子を中心に描いていけたらと思っています。