ふるさと納税でアニメ制作を実現した「邪神ちゃんドロップキック'」 千歳編TV放送記念、千歳市長・山口幸太郎×丸駒温泉旅館・佐々木義朗社長インタビュー!
https://akiba-souken.com/article/45707/
2020-06-22 19:39
毎回、独自すぎる施策を行い、アニメ業界の道なき道を突き進む「邪神ちゃんドロップキック」。
好評のうちに最終回を迎えたアニメ第2期「邪神ちゃんドロップキック’」だが、それと並行して、北海道千歳市のふるさと納税を制作費とした「邪神ちゃんドロップキック 千歳編」が制作・発表されていることはご存じだろうか?
ふるさと納税の受付は2019年12月にスタート。当初の目標金額は2000万円だったところ、最終的に1.8億円が集まり各メディアを賑わせた。
邪神ちゃん役・鈴木愛奈さんの故郷が千歳市という縁もあり実現した、夢のコラボレーションといえる本企画だが、すでに4月30日よりAmazon Prime Videoでアニメは絶賛先行公開中。そして、ついに本日、6月22日に地上波放送される。
そこで、今回は都内スタジオで行われたアフレコ現場を訪問。収録を終えたばかりのスペシャルゲストである千歳市長・山口幸太郎氏、千歳市観光企画課・吉見章太郎氏、湖畔の宿 支笏湖丸駒温泉旅館、レイクサイドヴィラ翠明閣 代表取締役社長・佐々木義朗氏にインタビューを行った。
■アフレコは貴重な経験でした(略)
■いろんな縁が結んだつながり
――今回の企画の面白いところが、「ふるさと納税」という形で制作費を出資していただき、その新作アニメのソフトを返礼品とする、という取り組みです。これはアニメ業界としては初めての試みだと思うのですが、市長としては最初に聞いた時にどう思われましたか?
山口 最初、千歳市観光企画課の吉見課長が私のところに話を持ってきた段階では、正直私はちんぷんかんぷんでした(笑)。ただ、彼は観光の仕事をはじめ、これまでにいろいろな実績があるので、この際彼を信じてやってみようということで決断しました。
――その結果、目標金額2000万円だったところ最終的に1億円以上のお金が集まりました。
山口 そうですね。新しい形のふるさと納税ですね。これは全国的にも注目されたと思いますし、非常にいい結果になったと思っています。また「邪神ちゃん」を応援してくれる方がこんなにいることにも気づけました。6万件以上の納税がありました。これはすごいことですね
――ちなみに吉見さんは、もともと「邪神ちゃん」をご存知だったんですか?
吉見 知りませんでした。ただ、邪神ちゃん役の鈴木愛奈さんは地元の方なので、うちの娘は知っていたみたいで「パパ。こういう千歳出身の子が活躍してる」と教えてくれました。
そこで、千歳市の観光動画を作り直す時に、市長に「鈴木さんの声で千歳の観光動画を作りたい」と提案したところ、「好きにしなさい。がんばりなさい」と言ってもらえたんです。そこから、今回のアニメへの道のりがスタートしました。
山口 そうですね。後から聞いたんですけど小さい頃に民謡をやってて、小学校のころに民謡の大会で優勝した際、私のところに報告に来てくれてたんです。それが後でわかって、「あーっ! あの時の!」と思いだしました。
――いろんな縁が繋がっていますね。
山口 そう思います。
■ 「邪神ちゃん」が千歳をPRする素材に!
――丸駒温泉旅館では、アニメとのコラボレーションは今回が初めてだそうですが、どういう経緯でお話が進んだのでしょうか?
佐々木 吉見課長が観光に関する部署にいますので、常日頃からいろんな企画でやりとりしてるんですね。市長がおっしゃるように、吉見課長の思いというか観光の原点は、やっぱり自分の楽しい好きなことをやるということですから、まさにその一環でお話がきました。ほとんど吉見さんのアイデアですね。
吉見 アニメに出てきたシーンを、ファンの方たちが楽しめるような形にしたいとは考えていました。アニメに出てきた現場に行ったら、我々の支笏湖への思いが感じられるように、というのは一緒に考えています。
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
https://akiba-souken.com/article/45707/
2020-06-22 19:39
毎回、独自すぎる施策を行い、アニメ業界の道なき道を突き進む「邪神ちゃんドロップキック」。
好評のうちに最終回を迎えたアニメ第2期「邪神ちゃんドロップキック’」だが、それと並行して、北海道千歳市のふるさと納税を制作費とした「邪神ちゃんドロップキック 千歳編」が制作・発表されていることはご存じだろうか?
ふるさと納税の受付は2019年12月にスタート。当初の目標金額は2000万円だったところ、最終的に1.8億円が集まり各メディアを賑わせた。
邪神ちゃん役・鈴木愛奈さんの故郷が千歳市という縁もあり実現した、夢のコラボレーションといえる本企画だが、すでに4月30日よりAmazon Prime Videoでアニメは絶賛先行公開中。そして、ついに本日、6月22日に地上波放送される。
そこで、今回は都内スタジオで行われたアフレコ現場を訪問。収録を終えたばかりのスペシャルゲストである千歳市長・山口幸太郎氏、千歳市観光企画課・吉見章太郎氏、湖畔の宿 支笏湖丸駒温泉旅館、レイクサイドヴィラ翠明閣 代表取締役社長・佐々木義朗氏にインタビューを行った。
■アフレコは貴重な経験でした(略)
■いろんな縁が結んだつながり
――今回の企画の面白いところが、「ふるさと納税」という形で制作費を出資していただき、その新作アニメのソフトを返礼品とする、という取り組みです。これはアニメ業界としては初めての試みだと思うのですが、市長としては最初に聞いた時にどう思われましたか?
山口 最初、千歳市観光企画課の吉見課長が私のところに話を持ってきた段階では、正直私はちんぷんかんぷんでした(笑)。ただ、彼は観光の仕事をはじめ、これまでにいろいろな実績があるので、この際彼を信じてやってみようということで決断しました。
――その結果、目標金額2000万円だったところ最終的に1億円以上のお金が集まりました。
山口 そうですね。新しい形のふるさと納税ですね。これは全国的にも注目されたと思いますし、非常にいい結果になったと思っています。また「邪神ちゃん」を応援してくれる方がこんなにいることにも気づけました。6万件以上の納税がありました。これはすごいことですね
――ちなみに吉見さんは、もともと「邪神ちゃん」をご存知だったんですか?
吉見 知りませんでした。ただ、邪神ちゃん役の鈴木愛奈さんは地元の方なので、うちの娘は知っていたみたいで「パパ。こういう千歳出身の子が活躍してる」と教えてくれました。
そこで、千歳市の観光動画を作り直す時に、市長に「鈴木さんの声で千歳の観光動画を作りたい」と提案したところ、「好きにしなさい。がんばりなさい」と言ってもらえたんです。そこから、今回のアニメへの道のりがスタートしました。
山口 そうですね。後から聞いたんですけど小さい頃に民謡をやってて、小学校のころに民謡の大会で優勝した際、私のところに報告に来てくれてたんです。それが後でわかって、「あーっ! あの時の!」と思いだしました。
――いろんな縁が繋がっていますね。
山口 そう思います。
■ 「邪神ちゃん」が千歳をPRする素材に!
――丸駒温泉旅館では、アニメとのコラボレーションは今回が初めてだそうですが、どういう経緯でお話が進んだのでしょうか?
佐々木 吉見課長が観光に関する部署にいますので、常日頃からいろんな企画でやりとりしてるんですね。市長がおっしゃるように、吉見課長の思いというか観光の原点は、やっぱり自分の楽しい好きなことをやるということですから、まさにその一環でお話がきました。ほとんど吉見さんのアイデアですね。
吉見 アニメに出てきたシーンを、ファンの方たちが楽しめるような形にしたいとは考えていました。アニメに出てきた現場に行ったら、我々の支笏湖への思いが感じられるように、というのは一緒に考えています。
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。