“黒のカリスマ”蝶野正洋(56)が10日、東京・虎ノ門の日本消防会館(ニッショーホール)でデビュー35周年を記念した「蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜」を開催した
蝶野は、1984年4月に新日本プロレスに入門し、同年10月5日、埼玉・越谷市体育館での武藤敬司戦でデビューした。
昨年10月に35年の節目を迎えたことを記念して当初は、観客を入れたイベント「CHONO35」として開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
イベントではなく自身の「You Tube」公式チャンネル「CHONO Network」で新型コロナ感染予防と2010年から取り組んでいる地域防災、AED救急救命の啓発を呼びかける映像配信となった。
フォーラムでは新日本プロレスの先輩レスラーだった長州力(68)と対談した。収録前の取材で長州から「蝶野って、まだ終わってないよね」と聞かれた蝶野は「終わってます。
単に引退式をやっていないだけで分からないように下りてます」と事実上、引退している心境を明かした。
これに長州から「最後はきちんとした方が良い」とアドバイスを送られ、引退試合の開催を勧められていた。
さらに記者から新型コロナが終息後にやりたいことを聞かれた蝶野は「オレは海外旅行にいきたい。
アメリカ、ドイツ行きたい」と希望し、長州は「いっぱいある。意外と何もしないかもしれない」とした上で「いつごろ終わると思う?」と逆質問し
「6月には自由に動けるようになるのかな。暑いところに行きたい。奄美あたりがいいかも」と話していた。
フォーラムでは他にはYou Tuberのカジサックとのトーク、元東京消防庁職員の中島敏彦氏と対談した。
長州とカジサックとの対談は後日、配信される。収録前の取材で長州はアベノマスクと首から提げるウイルスを除去するとされる製品を下げて登場した。
蝶野からマスクについて聞かれると「家内のやつだよね、オレのは干してある」と明かし、緊急事態宣言の中での生活を「近所にコンビニがあるからそこへ行くぐらい。
あとは、夕方から道場に電話して、空いている時間で夜ちょっと遅い時間に行って体動かしている」と話した。
さらに緊急事態宣言の延長について「ちょっと長い。少なからず目立つから…、幸い苦しいとかはない」と本音を披露。その上で「家内は孫が来られない部分が…。
プールを買ってあるけど、このままじゃ使えるのか使えないのか」と不安も吐露し、新型コロナについては「オレも最初は安易に考えていた。
運動選手とか免疫を高くしている人には影響及ばさないと思っていたけど、子供からお年寄りから感染して怖くなった」と話した。
昨年6月に2度目の引退試合を行ってからまもなく1年になることで「6月でリング下りて1年。
そろそろ体動かさないと」と明かすと蝶野から現役復帰をうながされ「いきますよ」とジョークを飛ばした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/117b14d7c6f35ee951324d8486cc850930b95565
5/10(日) 14:41配信
蝶野正洋 入場曲