阪神OBで、新型コロナウイルスに感染して入院し、24日に退院した野球評論家の片岡篤史氏(50)が27日、
大阪・カンテレの「報道ランナー」のテレビ電話取材に応じた。「初めて死を感じた。帰れないんじゃないかと…」などと
恐怖の闘病生活を語った。
片岡氏は発熱と肺炎のため7日に入院し、8日に陽性が確認された。「トイレに行くのもしんどかった」が、
9日に治療薬とされる「アビガン」が投与され、「アビガンは朝8錠と夜8錠(の投与)。3日したら(12日から)
熱が下がった」と快方に向かったと話した。14日に公表したユーチューブ動画は経過良好の際に撮ったものだという。
入院中は「座るだけで苦しい。気管が狭まるというか。数メートル先のトイレに歩くのもしんどい」という生活。
片岡氏の病室に出入りするたびに防護服を着替えていたという看護師ら、医療従事者には「コロナ菌と最前線で
戦っている」と感謝しつつ「正体がはっきりしないのがコロナの怖いところ」と視聴者に細心の注意を呼び掛けた。
現在は「しばらくは自粛しないといけないので、今は自宅では一人でいます」と家族とは離れて過ごしているという。
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