サッカー元日本代表の中田英寿氏(43)が、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ生産者、酒蔵などを支援するYouTubeチャンネル「にほんもの Chef’s Table(シェフズテーブル)」の配信をスタートさせることが17日、分かった。日本を代表する一流シェフとコラボし、外出自粛要請が出る中、自宅で楽しめる料理のレシピを公開する。
コロナ禍に苦しむ業界の支援へ、日本サッカー界のレジェンドが立ち上がる。中田氏が、YouTubeで新たな動画チャンネルを立ち上げることになった。
「『新型コロナウイルスの感染拡大で生産者、酒蔵が困っている。そこを活性化できる取り組みをしたい』との本人の思いで始まった企画です」。関係者が経緯を明かした。
2006年の現役引退後、日本全国を巡り、食文化を支える生産者、酒蔵の努力に感銘を受けた中田氏は、外出自粛が続く中で生産者たちが苦しむ状況に「少しでも力になれれば」と発案。一流シェフに協力を呼び掛けて実現に至った。
自宅で日本酒とともに楽しめる一流店の料理のレシピを公開する内容で、18日に配信される第1弾にはミシュラン3つ星の日本料理店「石かわ」(東京・神楽坂)の店主、
石川秀樹氏(55)が登場。奈良の銘酒「みむろ杉」に合う料理として「ほうれん草とたけのこと桜えびのあったかいお浸し」を披露する。
著名人自ら出演する動画が多い中、中田氏はあくまでプロデュースに徹する異色の形となる。元アスリートらしからぬ独自の取り組みは、大きな注目を集めそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000513-sanspo-socc
4/18(土) 5:00配信