FIAとF1は、3月13日(金)の現地時間早朝10時に、今週末に行われる予定だった開幕戦オーストラリアGPの開催を中止することを発表した。主催者の支持のもと、F1のすべての活動をキャンセルするという決断がなされた。
2020年シーズンの開幕戦としてメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催予定だったオーストラリアGPだが、11日には9名の関係者に発熱の症状などが発生し、現地メルボルンで検査を受けていた。そのなかでマクラーレンのスタッフ1名が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患し、マクラーレンが今週末の出場中止を決定。この状況を受けて、F1、FIA、チーム代表らがグランプリ自体の開催を進めるべきかどうかを昨日の深夜に協議していた。
当初はSky Sportsが決行説、BBSが中止説を報じ、混乱。関係者やファンが長時間待ち続けるなか、F1、FIAからの発表は現地朝にまでずれ込んだ。
協議の結果として発表されたのは、グランプリの中止。マクラーレンの欠場発表が現地木曜22時半、F1およびFIAの発表は、プラクティススタートが迫る金曜10時であり、関係者たちからは、F1およびFIAの対応の遅れとまずさに不満が集まっている。
3月11日(水)の時点で明らかになっていたのは、マクラーレンのスタッフ1名とハースのスタッフ4名に初期症状のひとつである発熱が見られ、アルバートパークの検疫所で検査を受け、スタッフらはホテルの部屋で自己隔離を行っていた。
検査の結果、12日(木)にマクラーレンのスタッフは陽性であることが判明し、その後マクラーレンはオーストラリアGPへの出場を取りやめることを発表した。なお、ハースの4名の検査結果は陰性だった。
木曜夜の主催者発表では、12日時点で9人が検査を受け、ひとりが陽性、7人が陰性、ひとりが結果待ちという状況であることが明らかになっている。
投稿日: 2020.03.13 08:14
更新日: 2020.03.13 08:39
https://www.as-web.jp/f1/573138?all
2020年シーズンの開幕戦としてメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催予定だったオーストラリアGPだが、11日には9名の関係者に発熱の症状などが発生し、現地メルボルンで検査を受けていた。そのなかでマクラーレンのスタッフ1名が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患し、マクラーレンが今週末の出場中止を決定。この状況を受けて、F1、FIA、チーム代表らがグランプリ自体の開催を進めるべきかどうかを昨日の深夜に協議していた。
当初はSky Sportsが決行説、BBSが中止説を報じ、混乱。関係者やファンが長時間待ち続けるなか、F1、FIAからの発表は現地朝にまでずれ込んだ。
協議の結果として発表されたのは、グランプリの中止。マクラーレンの欠場発表が現地木曜22時半、F1およびFIAの発表は、プラクティススタートが迫る金曜10時であり、関係者たちからは、F1およびFIAの対応の遅れとまずさに不満が集まっている。
3月11日(水)の時点で明らかになっていたのは、マクラーレンのスタッフ1名とハースのスタッフ4名に初期症状のひとつである発熱が見られ、アルバートパークの検疫所で検査を受け、スタッフらはホテルの部屋で自己隔離を行っていた。
検査の結果、12日(木)にマクラーレンのスタッフは陽性であることが判明し、その後マクラーレンはオーストラリアGPへの出場を取りやめることを発表した。なお、ハースの4名の検査結果は陰性だった。
木曜夜の主催者発表では、12日時点で9人が検査を受け、ひとりが陽性、7人が陰性、ひとりが結果待ちという状況であることが明らかになっている。
投稿日: 2020.03.13 08:14
更新日: 2020.03.13 08:39
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