(CNN) 欧州で開催中のラグビーの6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」で、イングランド代表の選手が試合中に相手のウェールズの選手の性器をつかんだとして物議をかもしている。
大会の運営組織は9日、イングランド代表のプロップ、ジョー・マーラー選手が試合中に相手の性器をつかんだことで12日の懲戒委員会にかけられると発表した。
取り沙汰されているのは7日にロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアムで行われたイングランド対ウェールズの試合での一幕。前半の中継画面には、両チームの選手が交錯する中、マーラー選手が対峙(たいじ)するウェールズのキャプテン、アルンウィン・ジョーンズ選手の股間部分を左手で握りしめる様子が映っている。
試合はイングランドが33―30で勝利した。
ワールド・ラグビーの規定によれば、「性器をつかんだり、ひねったり、握りしめたりした」と認められた選手は12週から24週超の出場停止処分を科される可能性がある。
ジョーンズ選手はマーラー選手のことを「いいやつだ」としながらも、相手が自分の性器をつかんだのは映像から明白で、現地で観戦していたサポーターの多くも目撃したのではないかと主張。審判がその場で厳しい処分を下すべき場面だったと不満を表明した。
一方のマーラー選手の反応は、ツイッターに短い悪態を投稿するにとどまっている。
この問題について、元選手らの意見は分かれている。元ウェールズ代表のアンドリュー・クームズ氏がマーラー選手への「厳罰」を求めたのに対し、SNSには同選手の擁護に回る声も多く寄せられた。
元イングランド代表キャプテン、ウィル・カーリング氏は「映像を見れば誰でもわかる通り、あの行為は相手を攻撃したり痛めつけたりするものではなかった。ばかげた思い込みに飛びつくのはオーバーリアクション以外の何物でもない。ちょっとふざけて相手をからかっただけだろう」とツイートした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-35150559-cnn-int
大会の運営組織は9日、イングランド代表のプロップ、ジョー・マーラー選手が試合中に相手の性器をつかんだことで12日の懲戒委員会にかけられると発表した。
取り沙汰されているのは7日にロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアムで行われたイングランド対ウェールズの試合での一幕。前半の中継画面には、両チームの選手が交錯する中、マーラー選手が対峙(たいじ)するウェールズのキャプテン、アルンウィン・ジョーンズ選手の股間部分を左手で握りしめる様子が映っている。
試合はイングランドが33―30で勝利した。
ワールド・ラグビーの規定によれば、「性器をつかんだり、ひねったり、握りしめたりした」と認められた選手は12週から24週超の出場停止処分を科される可能性がある。
ジョーンズ選手はマーラー選手のことを「いいやつだ」としながらも、相手が自分の性器をつかんだのは映像から明白で、現地で観戦していたサポーターの多くも目撃したのではないかと主張。審判がその場で厳しい処分を下すべき場面だったと不満を表明した。
一方のマーラー選手の反応は、ツイッターに短い悪態を投稿するにとどまっている。
この問題について、元選手らの意見は分かれている。元ウェールズ代表のアンドリュー・クームズ氏がマーラー選手への「厳罰」を求めたのに対し、SNSには同選手の擁護に回る声も多く寄せられた。
元イングランド代表キャプテン、ウィル・カーリング氏は「映像を見れば誰でもわかる通り、あの行為は相手を攻撃したり痛めつけたりするものではなかった。ばかげた思い込みに飛びつくのはオーバーリアクション以外の何物でもない。ちょっとふざけて相手をからかっただけだろう」とツイートした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-35150559-cnn-int