2019年音楽配信売上は706億円で6年連続プラス成長 ストリーミングが市場をけん引 日本レコード協会発表
2020/02/19 15:13掲載
http://amass.jp/131455/
一般社団法人日本レコード協会は、2019年音楽配信売上実績を発表。2019年の年間売上は対前年比110%の706億円で6年連続プラス成長。ストリーミングが市場をけん引しており、ストリーミングは前年比133%の465億円、シェア66%に拡大。ストリーミング市場(465億円)はダウンロード市場(225億円)の約2倍となりました
以下プレスリリースより
日本レコード協会加盟全社の集計による2019年第4四半期(10月?12月)の音楽配信売上実績がまとまりましたのでお知らせいたします。
2019年第4四半期売上は前年同期比111%の185億円となりました。この結果、2019年の年間売上は対前年比110%の706億円となりました。
■【2019年年間】音楽配信売上金額(前年同期比)内訳
「広告収入/音楽」が4倍以上の伸長をみせるなどストリーミングが市場をけん引。なお、ストリーミング市場(465億円)はダウンロード市場(225億円)の約2倍となりました。
Master ringtones 2億2,100万円(65%)
Ringback tones 12億500万円(77%)
<ダウンロード>
シングルトラック 138億5,300万円(87%)
アルバム 84億600万円(90%)
音楽ビデオ 1億9,500万円(76%)
ダウンロード計 224億5,400万円(88%)
<ストリーミング>
サブスクリプション/音楽 404億1,700万円(130%)
サブスクリプション/音楽ビデオ 13億700万円(246%)
広告収入/音楽 15億5,300万円(463%)
広告収入/音楽ビデオ 32億5,300万円(110%)
ストリーミング計 465億3,000万円(133%)
その他 2億1,800万円(11%)
2019年年間の音楽配信売上は、706億円(対前年比110%)と8年ぶりに700億円を超え、2005年の音楽配信売上統計開始以来初の6年連続プラス成長となりました。
▼音楽配信売上実績(過去10年間)
https://www.riaj.or.jp/f/data/annual/dg_all.html
■【2019年年間】音楽ソフト・音楽配信売上 合計
これにより、先月発表の2019年音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)生産金額2,291億円と、2019年音楽配信売上706億円の合計は2,998億円(対前年比98%)となり、音楽ソフト(パッケージ)と音楽配信(デジタル)の比率は76:24となりました。
▼生産実績・音楽配信売上実績
https://www.riaj.or.jp/f/data/annual/msdg_all.html
その他の詳細は、下記をご参照下さい。
https://www.riaj.or.jp/f/data/online.html
(おわり)