DFBポカール3回戦、ブレーメンvsドルトムントが4日に行われ、3-2でブレーメンが勝利した。ブレーメンのFW大迫勇也は90分までプレーしている。
2回戦でハイデンヘイムに勝利したブレーメンはリーグ戦で先発落ちしている大迫が[3-4-2-1]の2シャドーの一角で先発となった。
一方、ボルシアMGに勝利したドルトムントは加入以降衝撃的な活躍を続けているハーランドと新戦力のジャンがベンチスタートとなって3トップにはロイス、サンチョ、T・アザールが入った。
立ち上がりからボールを保持したドルトムントに対し、自陣に引いて待ち構えるブレーメンは11分、大迫がヘディングシュートを、クラーセンがミドルシュートを浴びせていくと、16分に先制した。
敵陣でハキミからボールを奪った流れからラシカがGK強襲のシュートを放つと、ルーズボールをゼルケが押し込んだ。
ゼルケの復帰後初弾が生まれたブレーメンが効果的なカウンターを繰り出して流れを引き寄せる中、24分のフンメルスのバイシクルシュートはGKパブレンカがファインセーブで阻止した。
すると30分、ブレーメンに追加点が生まれる。左CKのルーズボールをボックス手前右のビッテンコートが右足を一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。
ハーフタイムにかけてもドルトムントにポゼッションを譲って守備重視の戦いを見せたブレーメンは43分に3点目のチャンス。だが、ボックス左へ独走したゼルケはGKヒッツとの一対一を決めきれず、2点のリードで前半を終えた。
後半からT・アザールに代えてハーランドを投入したドルトムントに対し、ブレーメンは前半終盤に足を痛めていたゼルケがプレー続行不可能となって、後半開始5分にサージェントが投入された。
前半同様にドルトムントが押し込む流れが続く中、自陣に引くブレーメンは水際で耐えていく。
しかし67分、ドルトムントが1点差に詰め寄る。サンチョのスルーパスでボックス右深くまで侵入したブラントの折り返しをハーランドが押し込んだ。
ハーランドの4戦連発弾が決まったドルトムントだったが、70分にブレーメンが再び突き放す。大迫のスルーパスを受けたラシカがボックス右からシュートを決めきった。
それでも諦めないドルトムントはボックス手前左からレイナのコントロールシュートが決まって3-2。終盤にかけてもドルトムントが攻勢をかけたが、GKパブレンカの好守もあってブレーメンが逃げ切り。ベスト8進出を決めている。
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