個人情報流出「ブロードリンク」に山川恵里佳が美女を手配
「『芸能人の山川恵里佳さん、知ってる? 彼女がブロードリンクって会社の受付嬢を探してるんだけど、やってみない?』と、知り合いの劇団関係者から声をかけられたんです」
本誌にそう語るのは、現役グラビアアイドルとして活動するA子さん(25)。
ブロードリンクといえば2011年12月、大量の個人情報が記録された神奈川県庁のハードディスクドライブが、同社の元社員・高橋雄一容疑者(51)によって、ネットオークションで転売され、「世界最悪」といわれる個人情報流出事件を起こしたいわくつきの企業だ。A子さんが続ける。
「グラビアの仕事をしているので、時間の融通がきくバイトを探していたんです。『どうして有名ママドルの山川さんが、バイトの斡旋をしているんだろう?』と不思議でしたが、本物の山川さんから、勤務形態などが書かれたLINEがすぐに送られてきました。
都合のいい勤務日を選べて、時給1250円というので、バイトさせてもらうことにしたんです」
後日、A子さんは山川恵里佳(37)に連れられて、榊彰一社長(48)の面接を受け、晴れて受付嬢として採用された。仕事は、山川が受付嬢たちに希望日を聞いてシフトを組み、それがLINEのグループトークで送られてくるシステムだった。
「山川さんは、半端なくLINEの返信が早いんです。初めて会ったときも、両手を使って、ものすごい速さで文字を打っていました(笑)。働きはじめて驚いたのは、同僚の受付嬢10人がみんな美人だったことです。
モデルやアイドルの卵など、芸能関係の仕事をしている人がほとんどでした。社長が好みのコを採用したんでしょうね(笑)」(A子さん)
受付嬢に美人を揃えたのには、別の狙いもあったようだ。
「夏に『研修』という名目で、1泊2日の合宿を軽井沢にある社長の別荘でやったんです。5人の受付嬢が参加させられたのですが、社長や役員らとバーベキューをしながら、飲み会をするだけのもの。はっきり言って合コンですよ。
しかも、酔ったおじさんたちがキスをせがんできたり、『愛人にならないか』と口説いてきたり、最悪でした」(研修に参加した、現役アイドルのB子さん)
“軽井沢合コン” の予定も山川が調整したという。芸能人の山川が、なぜこんな仕事を――。彼女の所属事務所に聞いた。
「榊社長と山川は、数年前からの知人です。その縁もあり、『受付嬢を探してほしい』と依頼を受けました。容姿端麗な人を希望されたので、芸能界を目指す人をご紹介させていただきました」
榊社長は、これまで本誌が報じてきたように、兵庫県芦屋市に別宅を持つなど、私生活も派手好きで有名だった。
「大阪支社に来るときは、黄色のフェラーリを会社の前に横づけするような、これ見よがしな “成金趣味” でしたね」(ブロードリンクの現役社員)
ブロードリンクの経営は当時、順調そのもの。あり余る財力で、“アイドルの卵” たちに触手を伸ばしていたのか……。だが2019年12月、「朝日新聞」のスクープで事件が発覚。同社の命運は暗転する。
「榊社長の記者会見後に、山川さんから『社内は以前よりは落ち着いてきている。事件のクレーム対応などは別の担当者がやるので、安心して頑張ってほしい』というメッセージが来ました。
ただ2週間後に、『人件費が削減されることになったため、シフトを減らさざるを得なくなりました』と送られてきたんですよ」(A子さん)
それ以来、アルバイトを休んでいるA子さんが、最後にこう漏らす。
「私の個人情報が外部に流出してないか心配です」
思いもよらない形で、事件の影響が芸能界にも波及するのか。いよいよキナ臭くなってきた。
(週刊FLASH 2020年1月21日号)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200109-00010000-flash-ent
「『芸能人の山川恵里佳さん、知ってる? 彼女がブロードリンクって会社の受付嬢を探してるんだけど、やってみない?』と、知り合いの劇団関係者から声をかけられたんです」
本誌にそう語るのは、現役グラビアアイドルとして活動するA子さん(25)。
ブロードリンクといえば2011年12月、大量の個人情報が記録された神奈川県庁のハードディスクドライブが、同社の元社員・高橋雄一容疑者(51)によって、ネットオークションで転売され、「世界最悪」といわれる個人情報流出事件を起こしたいわくつきの企業だ。A子さんが続ける。
「グラビアの仕事をしているので、時間の融通がきくバイトを探していたんです。『どうして有名ママドルの山川さんが、バイトの斡旋をしているんだろう?』と不思議でしたが、本物の山川さんから、勤務形態などが書かれたLINEがすぐに送られてきました。
都合のいい勤務日を選べて、時給1250円というので、バイトさせてもらうことにしたんです」
後日、A子さんは山川恵里佳(37)に連れられて、榊彰一社長(48)の面接を受け、晴れて受付嬢として採用された。仕事は、山川が受付嬢たちに希望日を聞いてシフトを組み、それがLINEのグループトークで送られてくるシステムだった。
「山川さんは、半端なくLINEの返信が早いんです。初めて会ったときも、両手を使って、ものすごい速さで文字を打っていました(笑)。働きはじめて驚いたのは、同僚の受付嬢10人がみんな美人だったことです。
モデルやアイドルの卵など、芸能関係の仕事をしている人がほとんどでした。社長が好みのコを採用したんでしょうね(笑)」(A子さん)
受付嬢に美人を揃えたのには、別の狙いもあったようだ。
「夏に『研修』という名目で、1泊2日の合宿を軽井沢にある社長の別荘でやったんです。5人の受付嬢が参加させられたのですが、社長や役員らとバーベキューをしながら、飲み会をするだけのもの。はっきり言って合コンですよ。
しかも、酔ったおじさんたちがキスをせがんできたり、『愛人にならないか』と口説いてきたり、最悪でした」(研修に参加した、現役アイドルのB子さん)
“軽井沢合コン” の予定も山川が調整したという。芸能人の山川が、なぜこんな仕事を――。彼女の所属事務所に聞いた。
「榊社長と山川は、数年前からの知人です。その縁もあり、『受付嬢を探してほしい』と依頼を受けました。容姿端麗な人を希望されたので、芸能界を目指す人をご紹介させていただきました」
榊社長は、これまで本誌が報じてきたように、兵庫県芦屋市に別宅を持つなど、私生活も派手好きで有名だった。
「大阪支社に来るときは、黄色のフェラーリを会社の前に横づけするような、これ見よがしな “成金趣味” でしたね」(ブロードリンクの現役社員)
ブロードリンクの経営は当時、順調そのもの。あり余る財力で、“アイドルの卵” たちに触手を伸ばしていたのか……。だが2019年12月、「朝日新聞」のスクープで事件が発覚。同社の命運は暗転する。
「榊社長の記者会見後に、山川さんから『社内は以前よりは落ち着いてきている。事件のクレーム対応などは別の担当者がやるので、安心して頑張ってほしい』というメッセージが来ました。
ただ2週間後に、『人件費が削減されることになったため、シフトを減らさざるを得なくなりました』と送られてきたんですよ」(A子さん)
それ以来、アルバイトを休んでいるA子さんが、最後にこう漏らす。
「私の個人情報が外部に流出してないか心配です」
思いもよらない形で、事件の影響が芸能界にも波及するのか。いよいよキナ臭くなってきた。
(週刊FLASH 2020年1月21日号)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200109-00010000-flash-ent