ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が24日、初防衛成功から一夜明けて都内で会見した。
前夜は同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)に5回2分45秒TKO勝ち。9500人のファンを沸かせたリングを
振り返り、今後について語った。
ミドル級のパンチ力を物語るように、村田の顔は紫色に腫れていた。サングラスをして会見に出席。
「まず初めに顔が腫れているので、サングラス姿でご容赦ください」と説明。試合後はスポンサーらに
挨拶などして過ごし「いつもの試合後の夜でした。2時に帰ってきた。夜の試合で夕ご飯を食べていないので、
腹減って当然かなと」と一夜明けた心境を吐露。試合の映像はKOシーンだけ確認。「勝たなきゃいけない
試合でしっかりKOで勝てたのは及第点を与えられる」と振り返った。
「みんなブラント2戦目で緊張したでしょというけど、実は個人的には今回の方が緊張した。ブラント2戦目で
評価されたので、ああいう試合を見せないといけないし、勝たなきゃいけない相手でプレッシャーがあった。
その試合で結果を残せたのでホっとしている」
昨年10月にロブ・ブラント相手に王座陥落したが、今年7月に王座奪還。「ボクサーとしては成長できた。
7月にタイトルを取り返して。一度、消えかかっていた火。18年10月にラスベガスで負けて、
自分のボクサーとしての火が消えかけていた。そういうのを燃え上がらせてくれるように支えてくれる人に
感謝したい」と笑顔を見せた。
昨夜は長男・晴道君ら家族に会えなかった。「まだ子供に会えていないので会いたい。息子の野球を
見に行けていないので、日曜日に息子の野球をぼーっと見ていたい。試合後に興奮している息子の
動画が送られてきたけど、なぜかパンツを脱ごうとしていた。興奮の表し方が独特だなと思いました」と
エピソードを明かした。
今後はミドル級のトップ中のトップを狙う。23日の試合後、プロモート契約を結ぶトップランク社の
ボブ・アラムCEOは「ミドル級の大きな試合を用意していきたい」と明言。2020年に東京ドームでカネロこと
4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)、IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)らとの
激突というビッグプランをぶち上げていた。
カネロをプロモートするゴールデンボーイプロモーションのロベルト・ディアス氏も、試合直後の会見に同席し、
アラム氏に追従する形で「カネロがぜひ日本でやりたいと言っている。年明けすぐにでも本格的な交渉に
入りたい」と、カネロ―村田戦実現への動きを口にしていた。村田は「最善の手を尽くしてくれる。僕にとって
それ以上のものはないので、組んでくれた試合をする。最高ではなく、最善が大事。次の試合を頑張りたい」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191224-00098742-theanswer-fight
前夜は同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)に5回2分45秒TKO勝ち。9500人のファンを沸かせたリングを
振り返り、今後について語った。
ミドル級のパンチ力を物語るように、村田の顔は紫色に腫れていた。サングラスをして会見に出席。
「まず初めに顔が腫れているので、サングラス姿でご容赦ください」と説明。試合後はスポンサーらに
挨拶などして過ごし「いつもの試合後の夜でした。2時に帰ってきた。夜の試合で夕ご飯を食べていないので、
腹減って当然かなと」と一夜明けた心境を吐露。試合の映像はKOシーンだけ確認。「勝たなきゃいけない
試合でしっかりKOで勝てたのは及第点を与えられる」と振り返った。
「みんなブラント2戦目で緊張したでしょというけど、実は個人的には今回の方が緊張した。ブラント2戦目で
評価されたので、ああいう試合を見せないといけないし、勝たなきゃいけない相手でプレッシャーがあった。
その試合で結果を残せたのでホっとしている」
昨年10月にロブ・ブラント相手に王座陥落したが、今年7月に王座奪還。「ボクサーとしては成長できた。
7月にタイトルを取り返して。一度、消えかかっていた火。18年10月にラスベガスで負けて、
自分のボクサーとしての火が消えかけていた。そういうのを燃え上がらせてくれるように支えてくれる人に
感謝したい」と笑顔を見せた。
昨夜は長男・晴道君ら家族に会えなかった。「まだ子供に会えていないので会いたい。息子の野球を
見に行けていないので、日曜日に息子の野球をぼーっと見ていたい。試合後に興奮している息子の
動画が送られてきたけど、なぜかパンツを脱ごうとしていた。興奮の表し方が独特だなと思いました」と
エピソードを明かした。
今後はミドル級のトップ中のトップを狙う。23日の試合後、プロモート契約を結ぶトップランク社の
ボブ・アラムCEOは「ミドル級の大きな試合を用意していきたい」と明言。2020年に東京ドームでカネロこと
4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)、IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)らとの
激突というビッグプランをぶち上げていた。
カネロをプロモートするゴールデンボーイプロモーションのロベルト・ディアス氏も、試合直後の会見に同席し、
アラム氏に追従する形で「カネロがぜひ日本でやりたいと言っている。年明けすぐにでも本格的な交渉に
入りたい」と、カネロ―村田戦実現への動きを口にしていた。村田は「最善の手を尽くしてくれる。僕にとって
それ以上のものはないので、組んでくれた試合をする。最高ではなく、最善が大事。次の試合を頑張りたい」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191224-00098742-theanswer-fight