今年まで社会人野球・日本通運で選手兼コーチを務めた元日本ハムの武田久投手(41)が現役を
引退することが20日、分かった。
1メートル70と小柄ながら伸び上がる直球を武器に日本ハム時代は3度のセーブ王を獲得するなど、
守護神として活躍。15年間で通算534試合に登板し、167セーブを挙げた。17年に退団後は現役続行を
希望し、兼任コーチとして古巣の日本通運に復帰。投手の練習にも励む一方、生田目(現日本ハム)を
プロに送り出すなど、コーチ業にも励んでおり「気持ちもコーチングにシフトして、自然な流れでここで
区切りをつけようと思った」とユニホームを脱ぐことを決断した。今年限りで日本通運も退社。
「現役続行のチャンスをいただいた日本通運、応援してくださったファンの皆さまには本当に感謝している」
と話した。
今後は未定だが「もしまた指導できることがあれば、野球界に貢献できるよう精進していきたい」と意欲を
口にした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00000005-spnannex-base