
森保一監督率いる日本代表は18日、韓国・釜山で開催されたE-1選手権の最終戦で韓国代表に0-1で敗れ、タイトルを逃した。準優勝に終わった日本だが、試合後に掃除されたロッカールームが称賛の的となっている。韓国メディアは「日本の品格」「中国との違いが垣間見える」と伝えている。
【写真】「中国との違いが見える」「日本の品格」と韓国絶賛! 宿敵・韓国に敗れるも…日本代表の“美ロッカー”ショット
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韓国戦で引き分けでも優勝が決まる日本だったが、立ち上がりから両サイドに圧力を掛けてくる韓国に押し込まれ、前半28分にMFファン・インボムにミドルシュートを決められて失点。後半に入ると選手交代をしながら反撃に打って出るも、最後までペースを握れないまま0-1で敗れ、韓国に大会3連覇を許した。
悲嘆に暮れた日本だったが、試合後の振る舞いはプロフェッショナルそのものだった。韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」は、「準優勝の日本の品格、評判通りロッカールームの掃除“完璧”」と見出しを立てて報じ、「宿命の日韓戦で敗れたが、日本代表の清掃の評判は相変わらずだった」と報じた。
「日韓戦が終わった後、日本の選手たちが使用していたロッカールームを訪れた。多数のボランティアが19日午前1時過ぎまで競技場の後片付けをしていた。あるボランティアに日本のロッカールームがどのようだったか尋ねると、『掃除の必要がないほど綺麗だった』と語っていた」
韓国メディアが驚愕 「実際ロッカールームを覗いてみると見事に整理整頓されていた」
韓国に0-1と敗れて準優勝に終わった日本だが、試合後にはロッカールームを綺麗に掃除。その様子を写真付きで紹介しつつ、「実際ロッカールームを覗いてみると見事に整理整頓されていた。特に、一般ゴミとリサイクルゴミを正確に区別していたのが印象的だった」と伝えている。
また同日、同会場で香港対中国の一戦が行われており、その際の中国との違いについて指摘。「日韓戦に先立って香港と中国戦が行われた。『中国のロッカールームは整理が必要だった』とボランティアは言っていた。中国との違いが垣間見える部分だ」と続けている。
昨夏のロシア・ワールドカップをはじめ、今年1月のアジアカップでも日本代表の美ロッカーは称賛されていたが、宿命のライバルに敗れてもなお品格を見せた日本代表チームの行為に韓国メディアも感心しきりだった。
12/20(金) 6:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191220-00235819-soccermzw-socc